Kilchoman Machir Bay
ファームディスティラリーの自家製スモーキーアイラ
『キルホーマン マキヤーベイ』は、力強いピーティさとバニラの甘さが調和したフラグシップ。マキヤーベイ(MACHIR BAY)とは、蒸留所から半マイルの距離に位置する、アイラ島で最も美しいと言われるビーチの名。観光客やアイラ島民に親しまれる有名な場所である。
ヘビーピート(フェノール値50ppm)の大麦麦芽を使用し、バーボンバレルで3年~5年熟成された原酒をメインにヴァッティングしている。香りはヨードの乗った力強いアイラらしいピートスモークと、芳しい多種多様な果実のアロマが調和している。味わいにはフレッシュなシトラスフルーツ、バニラの甘さ、そして洗練されたピートスモークが絶妙に融合し、フレッシュで刺激的なピーティな余韻が全体をまとめている。典型的なスモーキーアイラスタイルであり、強力で力強いキャラクターを求めるウイスキー愛飲者にはぜひおすすめの一本といえる。
・キルホーマン蒸留所のこと
キルホーマン蒸留所は、2005年にアイラ島に誕生した8番目の蒸留所で、アイラモルト・ブームやマイクロディスティラリー・ブームの象徴的存在。ワンバッチの麦芽量は1.2tで、アイラ島最小の蒸留所である。アイラ島北西部のロックサイド・ファーム内に位置している。
創業者はアンソニー・ウィリス氏とマーク・フレンチ氏。設計はジム・スワン博士が担当している。アンソニー・ウィリス氏は伝統的な農場型蒸留所のスタイルを目指し、自社畑とピートを使用して少量生産にこだわっている。
アイラ島産のピートを使用し、蒸留所で製麦も行っている。ポットスチルの容量は初留が2700リットル、再留が1500リットル。
熟成にはバーボン樽を主に使用し、製麦からボトリングまでの全工程をアイラ島内で行っている。これにより、"100%アイラ"を実現し、アイラブームやクラフトブームにより売上を増やしている。
新興の蒸留所でありながら、アイラ島の伝統と独自のアイデンティティを尊重し、存在感を示している蒸留所と言えるだろう。
Data
所有者:キルホーマン・ディスティラリー社
所在地:Rockside farm,Bruichaddlch,Islay
URL:https://www.kilchomandistillery.com/
創業年:2005年
蒸留器:ストレートヘッド型、ボール型
アルコール度数:46度
容量:700ml
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