ブナハーブン12年

Bunnahabhain 12 Years Old

軽やかで豊かな味わいのアイラモルト

『ブナハーブン12年』は、ノンピートタイプで、スモーキーさが控えめ。その代わりにドライフルーツの甘みやシェリー樽の豊かな風味が際立つアイラモルトの優しい魅力が詰まった一本。口当たりは軽やかで飲みやすく、潮風の香りと穏やかな甘さが心地よい仕上がりになっている。

アイラモルトでは異色の非常に軽やかな味わいが特徴の、「やわらかなアイラ」として知られる。一般的にピーティなアイラモルトの中では例外ともいえるライトボディで、ピート香はほとんど感じらない。

色合いは赤みのある濃いゴールド。ナッティで甘い麦芽の香りや、アップルパイやカスタードクリームのような香りが広がる。しばらくすると、塩っぽさとシェリー樽の香りも感じられる。シナモンやパパイヤ、トースト、アーモンド、そしてわずかなメープルシロップのニュアンスも感じられる。全体的にシェリーフレーバーが強く、しっかりとした味わいを持っている。

■飲み方あれこれ!!

〇「ブナハーブン12年」はアイラウイスキーなのにピート香が控えめで、フルーティーで飲みやすいのが特徴。いろんな飲み方で楽しめます。

ストレート:

⇒アルコールのアタックは少しあるけど、ドライフルーツやカラメルの香りがしっかり楽しめる。少量の加水をすればさらに甘さが引き立ちます。

ロック:

⇒氷を入れることで潮気のある風味が際立ち、より爽やかな味わいになります。初心者にもおススメです。

ハイボール:

⇒フルーティーな甘みと炭酸の爽快感がマッチして、軽やかな飲み口になります。食事との相性も抜群です。

 

 

 

・ブナハーブン蒸留所のこと

ブナハーブン蒸留所は、1883年に蒸留がスタートした(建設開始は1881年)。キルホーマン蒸留所ができるまで、当時としてアイラ島で最も新しい蒸留所だった。設立者はロバートソン&バクスター社のウィリアム・ロバートソンとグリーンリース社のグリーンリースの兄弟。

ブナハーブンとは、ゲール語で「河口」を意味し、マーガデイル川の河口に位置していることからその名が付けられた。 蒸留所は、アイラ島の北部ポートアスケイグ港からさらに北に4㎞ほど行った場所に位置し、アイラ海峡を隔ててジュラ島を望む孤立した場所に建っている。そのため、職人や訪れるゲストのための住居施設も備えられている。

長い間、ハイランド・ディスティラーズ社が経営。カティサークやフェイマスグラウス、ブラックボトルなどのモルト原酒を生産していた。2003年にはバーン・スチュアート社(親会社はアンゴスチュラ社)によって買収。以降、シングルモルトにも力を入れるようになった。2004年には、90年代後半に試験的に強いピートを使用して作られたモルトを「モワン」という名前で限定販売。それ以降、ブナハーブンはかなりピーティなモルトもリリースしている。

仕込み水は、マーガディル川のピート色が濃くない硬水を使用。蒸留所から約約1.6㎞北西にある天然水をパイプで引くことで、清冽なままの水を使用することが可能となっている。さらに、ほとんどピート処理をほどこさない麦芽を使い蒸留するため、潮気を感じさせつつもスモーキーさは少ない。ポットスチルは独特のタマネギ型。

 

Data

所有者:ディステル・インターナショナル社

所在地:Port Askaig,Islay

URLhttps://bunnahabhain.com/

創業年:1881年

蒸留器:ストレートネック型(タマネギ型)

アルコール度数:46.3度

容量:700ml

 

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