スキャパ スキレン

Scapa Skiren

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一空きバーボン樽で熟成させた香り高いシングルモルト

『スキャパ スキレン』 は「16年」の終売後、初めて出荷されたオフィシャルボトル。アイランド・モルトとしては珍しいノン・ピーテッドの麦芽を使用し、ファーストフィルのバーボン樽で熟成させた原酒を100%使用したシングルモルト。バニラや花を思わせる香りと、ライトで滑らかな味わいが特徴で、甘い余韻が長く続く。

「スキレン」とは、“輝き"とか“明るい空"を意味し、オークニー諸島の美しい海や青い空をイメージしてネーミング。パッケージには、北海に浮かぶ帆船をイメージしたデザインしている。クセが少なく、ウイスキーを飲み慣れていない方にも安心して勧められる。飲み方はストレートでもロックでもOKだが、ハイボールだと爽やかな甘味を引き出せるので、女性にもオススメ。


・スキャパ蒸留所のこと

スキャパ蒸留所は1885年、マクファーレン&タウンゼント社によって創設された。イギリス本国の北部、北海に浮かぶオークニー諸島最大の島メインランド島の南、スキャパ湾を望む高台に建っているスコットランド最北の蒸留所でもある。

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スキャパ蒸留所

メインランド島は島々をつなぐ空の便と、フェリー便を含む交通の要所で、他の蒸留所と同じく、古くから密造酒づくりが盛んに行われてきた地でもある。 「スキャパ」には、「隠れ家(ノース語)」「ボート(ノース語)」といった意味があり、スキャパ蒸留所付近の地形から「貝床(ヴァイキング語)」という説もあります。

1994年から長く操業停止の状態が続いたが、2005年にペルノ・リカール社がアライド社から買収に成功。2007年から生産が再開され、2015年にはビジターセンターも開設された。

仕込み水には、リングロ・バーンという小川の上流にある泉から引かれる、かなりピート色が濃い硬水。一方で、麦芽にはまったくピートを焚いていない。ドライイーストを使い、長い時間をかけて丁寧に発酵させる。

特徴的なのは初留釜。「ローモンド・スチル」と呼ばれる、現在ではほとんど見られなくなった、ずんぐりした円筒形の蒸留器。しかし、内部に3段の仕切り板がなく、外形だけがローモンドスタイル。スキャパ蒸留所だけの特殊なスチルで、ハーブのような複雑な風味と、とろりとしたオイリーな蒸留液が得られる要因のひとつだという。

貯蔵には、ファーストフィルのバーボン樽のみ。これにより、バニラや花の蜜を思わせる甘さや花のような香りが生まれ、まるでスイーツを味わっているような印象となる。 適度なピート香と、かすかに潮の香りも感じられライトでなめらか。バランタインの原酒の一つで、すべてがブレンド用に回されていたが、1997年以降は、オフィシャルからリリースされた。

 

Data

所有者:シーバス・ブラザース社

所在地:Kirkwall,Orkney

URL:https://scapa-whisky.jp/

URL:http://www.scapawhisky.com/

創業年:1885年

蒸留器:ローモンド型、ストレートヘッド型

アルコール度数:40度

容量:700ml

 

 

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