大分むぎ焼酎二階堂

おおいたむぎしょうちゅうにかいどう

2025.10.30

食事とともに楽しむ上品な香りの麦焼酎

『大分むぎ焼酎二階堂』は、大分県速見郡日出町にある老舗・二階堂酒造が製造する本格麦焼酎です。選び抜かれた大麦と麦麹、そして自然豊かな日出町の清らかな水のみを使用し、素材の持つ旨みを最大限に引き出す製法で造られています。特筆すべきは、原材料だけでなく麹にも麦を用いた“全量麦仕込み”という点で、これは焼酎業界でも画期的な試みでした。

製造には減圧蒸留法が採用されており、これにより麦焼酎特有のクセを抑えつつ、麦の甘みや芳ばしさをふんわりと感じられる、まろやかで飲みやすい味わいに仕上がっています。口当たりは非常にやさしく、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りなど、どんな飲み方でもその魅力を損なうことなく楽しめるのが特徴です。

1970年代から1980年代にかけての焼酎ブームを牽引した銘柄としても知られ、テレビCMの印象的な映像とともに、全国的な知名度を獲得しました。現在ではスーパーや居酒屋などでも広く取り扱われており、焼酎初心者から愛飲家まで幅広い層に支持されています。

その穏やかで飽きのこない味わいは、日常の晩酌はもちろん、和食との相性も抜群。麦焼酎の魅力を存分に味わえる一本として、長年にわたり多くの人々に親しまれている逸品です。

■飲み方あれこれ!!

お湯割り:

温めることで麦の香ばしさがふわりと立ち上がり、まろやかさが際立つ。寒い季節には特に心地よく、体の芯から温まる優しい味わい。

ロック:

冷たさによってキレが増し、麦の風味がシャープに感じられる。氷が溶けるにつれて味の変化も楽しめ、ゆっくりと味わいたいときにぴったり。

前割り:

あらかじめ水で割って寝かせることで、アルコールの角が取れ、より滑らかで一体感のある味になる。食事との相性も良く、穏やかな飲み口が魅力。

▶「二階堂酒造有限会社」のこと

「二階堂酒造有限会社」は、1866年(慶応2年)に大分県速見郡日出町で創業された、150年以上の歴史を持つ老舗の酒造会社です。創業当初は「喜和屋(きわや)」という屋号で、焼酎ではなく「麻地酒(あさじざけ)」と呼ばれる醸造酒を製造(※)していました。この麻地酒は、蒸し米と米麹、水を仕込んで密封し、土中で熟成させるという独特の製法で造られ、藩主への献上品としても重宝されるほどの銘酒でした。

⇒「麻地酒(あさじざけ)」と呼ばれる醸造酒を製造(※)

〇寛文年間(1670年頃)、日出町の松屋寺にいた小僧が、寺で造ってあった甘酒を盗み飲み、残りを壺に入れて麻畑に埋めたところ、後日それが発酵して風味豊かな清酒になっていたという逸話があります。この酒は「麻地酒」と名付けられ、日出藩の名君・木下俊長公に献上され、藩の公式酒として醸造されるようになりました。文人墨客にも愛され、俳句にも詠まれるほどの名酒だったと伝えられています。

しかし、第二次世界大戦中の原料不足により一時休業を余儀なくされ、戦後の1949年(昭和24年)に焼酎製造業として再スタートを切ります。1951年(昭和26年)には、それまで米麹が主流だった焼酎造りにおいて、麦麹の製法に挑戦(※)。原料も麹もすべて麦という“麦100%”の焼酎造りに取り組み始めました。この革新的な試みは、当時の焼酎業界では異例であり、麦焼酎の可能性を切り開く重要な一歩となりました。

⇒麦麹の製法に挑戦(※)

〇昭和26年、六代目当主・二階堂暹(にかいどう・あきら)は「米で麹ができるなら麦でもできるはず」と考え、麦麹の製法に挑戦。これは当時の焼酎業界では常識外れの発想でした。試行錯誤の末、麦麹による焼酎造りに成功し、昭和49年には日本初の麦100%本格焼酎を発売。これが「大分むぎ焼酎二階堂」であり、全国的な麦焼酎ブームの火付け役となりました。

そして1974年(昭和49年)、ついに麦100%の本格焼酎「大分むぎ焼酎二階堂」が発売され、全国的な麦焼酎ブームの火付け役となります。クセが少なく、まろやかで飲みやすい味わいは、焼酎初心者にも受け入れられ、テレビCMの印象的な映像とともに知名度を急速に高めました。

「二階堂酒造」の焼酎造りの特徴は、何よりも素材へのこだわりと独自の製法にあります。厳選された国産麦と、日出町の自然が育む清らかな水を使用し、減圧蒸留によって麦の香ばしさと甘みを引き出しながら、クセのないすっきりとした味わいに仕上げています。また、伝統を守りながらも時代に合わせた改良を重ね、品質の安定と風味の向上を追求し続けています。

さらに、文化活動にも積極的で、1994年には創業の地に「二階堂美術館」を開設(※3)。日本画を中心とした美術品の展示を通じて、地域文化の発展にも貢献しています。

⇒「二階堂美術館」を開設(※3)

〇1994年。創業の地・日出町に「二階堂美術館」を開館。日本画を中心に約950点の作品を所蔵し、文化振興にも力を入れています。この美術館は、焼酎造りだけでなく芸術への情熱を示す象徴的な存在です。

このように「二階堂酒造」は、伝統と革新を融合させた焼酎造りを通じて、麦焼酎の魅力を全国に広めてきた存在です。現在もなお、焼酎ファンに愛され続けるその味は、長い歴史と職人の技が生み出す結晶と言えるでしょう。

▶「二階堂酒造有限会社」の歴史(年表)

1866年(慶応2年):

日出町にて「喜和屋」の屋号で創業。藩主への献上酒として知られる「麻地酒(あさじざけ)」の製造を開始する。

1943年(昭和18年):

第二次世界大戦による原料不足と企業整備の影響で、一時休業を余儀なくされる。

1949年(昭和24年):

戦後の復興とともに焼酎製造業として営業を再開。従来の醸造酒から蒸留酒への転換を図る。

1951年(昭和26年):

六代目・二階堂あきらが杜氏となり、麦麹の製法に着手。原料も麹もすべて麦という“麦100%”の焼酎造りに挑戦する。

1964年(昭和39年):

組織を法人化し、社名を「二階堂酒造有限会社」に改める。品質管理と製造体制の強化を進める。

1973年(昭和48年):

日本初となる麦100%の本格焼酎を開発。麦焼酎の可能性を広げる画期的な製品となる。

1974年(昭和49年):

「大分むぎ焼酎二階堂」を発売。クセのないまろやかな味わいが話題となり、全国的な麦焼酎ブームの火付け役となる。

1987年(昭和62年):

芸術性の高いテレビCMの放送を開始。哀愁漂う映像と音楽が話題を呼び、ブランドイメージを確立する。

1994年(平成6年):

創業の地・日出町に「二階堂美術館」を開設。日本画を中心とした文化活動にも力を入れる。

1995年(平成7年):

七代目・二階堂まさしが杜氏兼代表取締役社長に就任。伝統を守りながらも、さらなる品質向上を目指す。

Data

生産者:二階堂酒造有限会社

住所: 大分県速見郡日出町2849

創業:1866年(慶応2年)

TEL:0977-72-2324

URLhttps://nikaido-shuzo.co.jp/(二階堂酒造有限会社 公式サイト:直接注文不可)

原料:麦、麦麹(国産・白)

蒸留方式:減圧蒸留

アルコール度数: 20度 、25度

容量: 720ml(瓶)、900ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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