〇これは日本酒部門での最高位であり、世界一の称号です。さらに2022年には「IWSC（インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション）」で本格麦焼酎がGOLD OUTSTANDING（最高金賞）を受賞し、焼酎製造者部門での最高位「焼酎プロデューサートロフィー」も獲得しました。

1820年（文政3年）：

福岡県八女市にて、初代・斉吉が「酒を通して多くの喜びを伝えたい」という志のもと、屋号「喜多屋」で酒造業を創業。創業以前は米穀商を営んでいたが、本家を弟に譲り、一念発起して酒造りを始めた。

1926年（昭和元年）：

五代目・光太郎の時代、全国酒類鑑評会と九州沖縄酒類鑑評会において三回連続で優等賞を受賞し、「名誉賞」を授与される。

1932年（昭和7年）：

名誉賞の受賞を記念して「名誉賞記念蔵」を建設。品質へのこだわりと酒造りへの誇りを形に残した。

1951年（昭和26年）：

当時の酒銘「白花」にちなんで、社名を「白花酒造株式会社」に改組。企業としての体制を整える。

1973年（昭和48年）：

六代目・茂の時代、国内で初めて減圧蒸留法を導入。従来の焼酎の概念を覆す、香り高くすっきりとした焼酎を開発。

1974年（昭和49年）：

清酒を原料にした発酵調味料「酒みりん」を発売。焼酎以外の分野にも事業を拡大。

1992年（平成4年）：

創業の精神を再確認し、社名を「株式会社喜多屋」に改称。伝統と革新の両立を目指す新たな一歩を踏み出す。

1996年（平成8年）：

米国への輸出を開始。以降、海外展開を積極的に進め、現在では十数か国に商品を展開。

1997年（平成9年）：

最新鋭のボトリングラインを備えた新工場を建設。品質管理体制を強化し、さらなる酒質向上を図る。

2013年（平成25年）：

ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）にて、「極醸 喜多屋」がチャンピオン・サケを受賞。世界一の称号を獲得し、国際的な評価を確立。