なかむら
2025.10.21
白麹のやさしさが香る一杯
鹿児島県霧島市に蔵を構える中村酒造場が手がける芋焼酎「なかむら」は、焼酎ファンの間で“幻の一本”と称されるほどの人気を誇る本格芋焼酎です。明治21年創業の老舗蔵が130年以上にわたり受け継いできた伝統の技と、徹底した素材選びが生み出すその味わいは、まさに唯一無二の存在感を放っています。
原料には、鹿児島県産のさつまいも「黄金千貫」と、霧島山麓の契約農家がカルゲン農法で育てた「ヒノヒカリ米」を使用。麹には白麹を採用し、木製の麹室で麹蓋を使った昔ながらの手造り製法を貫いています。仕込みには甕壺を用い、自然の力を活かした発酵が行われることで、まろやかで奥行きのある味わいが生まれます。
その味わいは、芋の甘みと旨みがふんわりと広がり、口当たりはとろりと滑らか。鼻に抜ける香りは上品で、余韻はやさしく長く続きます。ロックや水割り、お湯割りなど、どんな飲み方でもその魅力を存分に楽しめるのも特徴です。
生産量が限られているため入手困難なことも多く、贈答品や特別な日の一杯としても重宝される存在。伝統と革新が融合したこの焼酎は、まさに“手間ひま”と“こだわり”の結晶といえるでしょう。
■飲み方あれこれ!!
〇芋焼酎「なかむら」の魅力を最大限に引き出す、おすすめの飲み方をご紹介します。
お湯割り:
温かいお湯で割ることで、芋の香りがふわっと広がり、やさしい甘みが際立ちます。寒い季節や食後の一杯にぴったりで、心も体もほっとする味わいです。
水割り:
冷水で割ることで、すっきりとした飲み口になり、食事との相性も抜群です。芋の風味はしっかり残りながらも、軽やかで飲みやすい仕上がりになります。
ソーダ割り:
炭酸水で割ることで、爽快感が加わり、焼酎ハイボールとして楽しめます。食中酒としても優秀で、脂っこい料理との相性も良好です。
パーシャルショット:
瓶ごと冷凍庫で冷やし、シャリシャリとした食感で楽しむ飲み方です。アルコール感が和らぎ、濃厚でとろみのある口当たりが新鮮な驚きを与えてくれます。
▶「有限会社中村酒造場」のこと
「有限会社中村酒造場」は、明治21年(1888年)に鹿児島県霧島市国分湊の地で創業された老舗の焼酎蔵です。創業者・中村金助氏が築いたこの蔵は、130年以上にわたり、伝統的な焼酎造りを守り続けてきました。霧島山系の豊かな自然に囲まれた国分平野に位置し、清らかな地下水と肥沃な土壌に育まれたさつまいもを原料に、職人の手仕事による本格焼酎を造り続けています。
「有限会社中村酒造場」の焼酎造りの最大の特徴は、“純手造り”への徹底したこだわりです。麹造りには、九州でも数少ない石造りの麹室を使用し、麹蓋を使った蓋麹製法を採用しています。温度や湿度の管理は機械に頼らず、職人の五感と経験によって行われるため、麹の質が非常に高く、焼酎の味わいに深みを与えています。
一次仕込みには、現在ではほとんど使われなくなった和甕(わがめ)を使用。甕壺による発酵は、微生物の働きを自然に引き出し、まろやかで奥行きのある味わいを生み出します。蒸留も常圧蒸留にこだわり、素材の風味を最大限に活かした焼酎が完成します。これらの工程はすべて手作業で行われており、芋の選別から瓶詰め、ラベル貼りに至るまで、職人の手が一貫して関わっています。
現在は六代目杜氏・中村慎弥氏が蔵を継ぎ、伝統を守りながらも新たな挑戦を続けています。東京農業大学で醸造を学び、山形県の酒蔵で日本酒造りの修業を積んだ後、大阪で流通業の経験も重ねた慎弥氏は、技術と感性の両面から焼酎造りに向き合っています。彼の手によって生まれる焼酎は、伝統の枠にとどまらず、現代の嗜好にも応える洗練された味わいを持ちます。
「有限会社中村酒造場」が造る焼酎は、量産を避け、品質を最優先する姿勢を貫いています。そのため流通量は限られていますが、焼酎ファンの間では“幻の焼酎”と称されるほど高い評価を受けています。日々の晩酌に寄り添う“ダレヤメ”の一杯として、また特別な時間を彩る贅沢な一杯として、多くの人々の心を癒し続けています。
▶「有限会社中村酒造場」の歴史(年表)
1888年(明治21年):
初代・中村金助が鹿児島県霧島市国分湊の地にて創業。国分平野の豊かな自然と水に恵まれた環境で、焼酎造りを開始する。
昭和期(詳細年不明):
石造りの麹室を導入し、麹蓋を使った蓋麹製法による手造り麹を本格的に採用。焼酎造りの品質向上に大きく貢献する。
平成期(詳細年不明):
和甕による一次仕込みを継続し、甕壺発酵によるまろやかな味わいを追求。大量生産に頼らず、職人の手仕事を重視した製法を守り続ける。
2010年代:
六代目・中村慎弥氏が蔵を継承。東京農業大学で醸造を学び、他県での酒造修業を経て、伝統と革新を融合させた焼酎造りに取り組む。
現在(令和期):
「なかむら」などの代表銘柄が全国の焼酎ファンに高く評価され、入手困難な“幻の焼酎”として知られる。手造りへのこだわりと微生物の自然な働きを活かした製法が、唯一無二の味わいを生み出している。
Data
生産者:有限会社中村酒造場
住所: 鹿児島県霧島市国分湊915
創業:1888年(明治21年)
TEL:0995-45-0177
URL: https://nakamurashuzoujo.com/( 中村酒造場公式サイト:直接注文不可)
原料:さつまいも(鹿児島県産黄金千貫)、米麹(国産米ヒノヒカリ、白)
蒸留方式:常圧蒸留
アルコール度数:25度
容量: 720ml(瓶)、1800ml(瓶)
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