Gaffel Kölsch
伝統の味わいが薫る極上のキレと風味
『ガッフェル ケルシュ』は、大麦麦芽だけでなく小麦麦芽も使っているため、通常のケルシュよりもよりフルーティな香りが楽しめる。ピルスナ―に馴れた日本人にも抵抗なく飲むことができる。飲み頃温度は、8~10℃くらいで。
・ガッフェル・ブラウアライ醸造所のこと
1302年に創建されたガッフェル・ブラウアライ醸造所。造られるビールの70%以上が樽詰めビールで、正統派のケルシュビールを得意としている。「ケルシュ」とは、ケルン地方で伝統的に醸造されているビア製造元のことをいう。ケルン地方では873年からビール醸造が始められたといわれるが、現在のケルシュの歴史は100年ほど。ビア製造元として、正式に認められたのは1985年になってからのことである。
1986年、ビールの工業化に危機感を抱いたケルン近郊の24の醸造所が、「ケルン協定(またはケルシュ協約:Kölsch-Konvention)」に調印。これにより「ケルシュ」を名乗れるのは、調印した醸造所で造られるビールだけとなった。いわゆる、ワインではお馴染みの「地理的表示保護制度(独:
Geschützte geografische Angabe、略称g.g.A.)」である。そのため、「ケルシュを注ぐためのグラスは200mlの円柱型」といった16もの決まりがあったりする。ドイツ以外の日本やアメリカでも、同じようなビールは造られているが、これらはすべて「ケルシュ風」と呼ばれている。
ケルシュは上面発酵にもかかわらず、ドライな飲み口とすがすがしいキレ、後味の良いかすかな苦味が特徴。色はラガービールを思わせる黄金色だが、上面発酵らしいふくよかなフローラルの香りと、ほどよいモルト感も楽しめる。上面発酵酵母を使い、すっきりと仕上がる低温長期熟成を施しているため、ピルスナ―に似た味わいながらエールビールならではの、フルーティな香りも兼ね備えている。
Data
製造元:ガッフェル・ブラウアライ醸造所
スタイル: ケルシュ(上面発酵)
原料: 大麦・小麦麦芽、ホップ、酵母
アルコール度数:4.8%
内容量:330ml
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