シュレンケルラ ラオホビア・メルツェン

Schlenkerla Rauch Bier Märzen

シュレンケルラ ラオホビア・メルツェン

一度は試してみる価値ありの燻製ビール

『シュレンケルラ ラオホビア・メルツェン』は、スモーキーで独特のアロマの風味が口中に広がり、それが意外にもすっきりした味わい。飲むほどに舌に馴染み、一旦好きになるともう病みつきになる人もいるほど。外観は紫がかった漆黒で、泡はめいっぱいのボリューム感があり、舌触りは思いの他クリーミー。

この町のみ醸造される「ラオホビア」が誕生したのは、偶然によるものだったという。もともとビールは教会で醸造されていたが、あるとき火災に見舞われてしまった。その焼け跡に燻された麦芽が残された。このまま捨てるのももったいないということでビール造りに使ってみたところ、意外な風味のビールが出来上がったというのがその始まりである。

その中でも代名詞的な存在なのが、このシュレンケルラである。現在は、5代目によってその伝統が受け継がれ、現在でも、モルト造りから醸造に至る全ての工程で手間を存分にかけて醸造、歴史と伝統がその風味の中に活かされている。

”ラホオ”とはドイツ語で“煙”という意味。麦芽を焙煎する際に、ブナの木を燃やした上に直接さらして乾燥させる。煙で燻されることによりスモーキーで独特な風味がつく。ブナの木は、3年寝かせ乾燥させた地元フランケン地方のものが使われ1日以上かけて燻される。

国内外で数々の賞を受賞、個性的な味わいは好みで二分するが、ビール好きなら一度は試してみる価値がある一本。

・ヘラー醸造所のこと

1678年創業のヘラ-醸造所。ドイツ南部バンベルグの旧市街地に醸造所はあり、周辺には中世の街並みがそのまま残っている。「小ベニス」とも呼ばれており、旧市街地のすべてがユネスコ世界文化遺産にも登録されている。醸造所には、観光客が絶えることなく訪れ直営のレストランもあり、木樽に詰められた出来立てのビールを飲むことができる。

シュレンケルラ ラベル

ちなみに「シュレンケルラ」とは、フランケン地方の古い方言で「千鳥足」の意味。昔、一人の醸造士がビールを飲み過ぎ風変わりな歩き方をしていて、そう呼ばれていたことが由来。その姿はラベルや王冠のデザイン(右)に活かされている。

 

Data

製造元:ヘラー醸造所

スタイル:ラオホ(下面発酵)

原料:麦芽、ホップ

アルコール度数:5.1%

内容量:500ml

 

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