Schneider Weisse Mein Original
王室から引き継いだ格式あるヴァイツェン
『シュナイダーヴァイセ オリジナル』は、焙煎した麦のロースト感、熟したバナナのようなフルーティで甘い香り、クローブ(丁子)などのスパイスの風味が感じられるコクのあるフルボディ。大麦麦芽と、ドイツ南部・ババリア地方特産の小麦を使い、瓶詰め後も酵母(ヘーフェ)によって2度目の発酵を行っている。口当たりがやわらく風味豊かで爽快な味わい。ビールが苦手な方でも抵抗感なく飲める。
麦芽や小麦麦芽など原料のほとんどを地元契約農家で栽培したものを厳選使用。ホップは、ハラータウ産高級ホップ(ペレット)を使用している。創業時のレシピを今も忠実に守り、醸造を続けている。
瓶内に残っている酵母の味わいを楽しむため、全て注ぎ切れる大きめのグラスで飲むのがおススメ。シュナイダーヴァイセでは、商品のラインナップにTAP1〜TAP7の番号を付けている。「TAP(タップ)」とは樽につなぐ注ぎ口のこと。創業当時からの伝統的な味わいを大切に守り続けてきたシュナイダーヴァイセだが、1990年代半ばから、6代目は様々な新商品を発売している。区別するために古くからの商品には「Unser(私達の)」と、6代目からの新しい商品には「Mein(私の)」と付けている。
European Beer Star 2022 において金賞を受賞。
・シュナイダー・ヴァイセ醸造所のこと
1872年、ミュンヘンにおいて設立。創業者のゲオルク・シュナイダーⅠ世は、王室のビール職人だった。王は小麦ビール(白ビール=ヴァイスビア)の流行が去ったものと思い、醸造所を売却することを決める。しかし、小麦のビールの可能性信じたゲオルク・シュナイダーⅠ世は、この権利を購入、ビール醸造を続けることにした。
世界最大のヴァイスビア専門の醸造所として有名な、エルディンガー・ヴァイスブロイが醸造を始めたのが1886年。「シュナイダーヴァイセ」は、それよりも14年早く創業し、ビール造りを開始した醸造所ということになる。 ヴァイスビアという呼び名は、バイエルン州で造られた小麦ビールのことをいい、バイエルン地方以外ではヴァイツエェンと呼ぶ。小麦のビールは、かつて宮廷醸造所や修道院だけで造ることを許されていた。
原因は、1516年にバイエルン公・ヴィルヘルム4世が制定した「ビール純粋令」にあった。「ビールは、麦芽、ホップ、水(後に酵母が追加)のみを原料とする」という条文があったため、小麦の使用ができなくなった。しかし、宮廷と修道院だけはその例外とされ、庶民には高級品のビールとして認識されていた。
1928年にシュナイダー家は、ケルハイムの醸造所を購入、1945年に醸造専門となり、現在のゲオルク・シュナイダーⅥ世で6代目となる。シュナイダーヴァイセの発祥の地であるミュンヘンのタルには、現在ヴァイセブロイハウス(Weisses
Bräuhaus)という、伝統的なビアハウスが建っている。シュナイダー社は、ヴァイスビール専門のブルワリーでは、4つ星の最高評価を受けている。
Data
製造元:シュナイダー・ヴァイセ醸造所
スタイル: ヘーフェ・ヴァイツェン(上面発酵)
原料: 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ
アルコール度数: 5.4%
内容量:330ml、500ml
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