Cutty Sark Original
緑色の瓶に山吹色のラベルでお馴染みのレギュラーボトル
『カティサーク オリジナル』はシリーズの原点とも言え、飲み口がよりスムースで、まろやかなブーケが香る。グレンロセスの原酒を中心に、最高級のシングルモルトとグレーンウイスキーをブレンドし、香りはアマニ油、麻、ユーカリ油が感じられ、加水することでエレガントでスイート、フルーティな柑橘系の香りが印象的となる。味わいはライトボディでキレのある甘味が感じられ、若いグレーンウイスキーの清々しさがあります。加水することでさらに華やかになり、全体的にライトな風味でバランスが良く、爽やかさが際立ってきます。
ストレートよりもロック、水割り、ソーダ割りなどで楽しむことがおススメ。また、クセが強くないので、ジンジャーエールやコーラで割るカクテルにするのもいい。
・カティサークのこと
「カティサーク」は1923年に発売。ロンドンのワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッド社が開発した自社ブランドである。ベリー・ブラザーズ&ラッド社(BBR)は1698年にロンドンで創業され、当初は食料雑貨店でしたが、18世紀半ば以降、ワイン・スピリッツ商へと転身しました。
「カティサーク」という名前は19世紀後半に中国から紅茶を運ぶレースで大活躍した快速帆船「カティサーク号」に由来している。この時代は海の男たちが速く走ることに命をかけたティークリッパーの時代だった。カティサーク号は、1922年にポルトガルに売却された後、再び買い戻され、BBRが新しいウイスキーの名前として採用した。
発案したのは画家のジェームズ・マクベイで、帆船の絵や「CUTTY SARK」の文字も彼の手描きによるもの。最高級のシングルモルトと最高品質のグレーンウイスキーをブレンドして造られ、禁酒法時代のアメリカ市場に向けて開発され、密造酒が広まっていた中で人気を博しました。この時、カティサークをアメリカに密輸し続けたのがウィリアム・マッコイ船長で、「彼が持ち込むスコッチは本物(リアル)だ」ということで、ギャングたちに「リアル・マッコイ」と呼ばれていた。禁酒法廃止後も順調に売上を伸ばし、1961年にはアメリカで初めて100万ケースを販売したスコッチウイスキーとなりました。2010年に、ブランド権はエドリントングループ社からラ・マルティニケーズ社に移行している。
Data
製造元:ベリー・ブロス&ラッド社
創業年:1698年
主要モルト:グレンロセス、ブナハーブン、マッカラン、タムドゥーなど
アルコール度数:40度
容量: 700ml
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