オールドパー12年

Old Parr 12 Year Old

歴史が詰まった深い味わい

『オールドパー12年』は、まろやかで奥深い風味を持つ伝統的なスコッチウイスキーで、滑らかな甘みとほんのりスモーキーな余韻が特徴。ドライフルーツやハチミツのような甘い香りに、滑らかな口当たりと程よいスモーキーさが感じられる一本。その豊かな歴史と卓越した品質は、ウイスキー愛好家の間で高く評価されている。

リッチで複雑なフレーバーを持つクラガンモアをキーモルトに、12年以上熟成されたモルトとグレーンをブレンドし、深い味わいと複雑な香りを実現している。熟成樽にはシェリー樽とバーボン樽を使うことによって、熟したフルーツのアロマ、蜂蜜の甘さ、トフィーのような滑らかな口当たりを引き出している。

■飲み方あれこれ!!

〇「オールドパー12年」は、フルーティーでまろやかな味わいと、ほのかなスモーキーさが特徴のブレンデッドスコッチウイスキー。飲み方によってその魅力をさらに引き出せます。

ストレート:

⇒フルーツのような甘みと芳醇な香りをダイレクトに楽しめます。スコッチ特有のピートの風味も余韻として感じられます。

ロック:

⇒氷を入れることで、甘さが引き締まり、スムーズな飲み口に。時間とともに味の変化を楽しめます。

ハイボール:

⇒炭酸と合わせることで、爽やかで飲みやすくなります。香りが引き立ち、軽やかな喉ごしが楽しめます。

水割り・お湯割り:

⇒水やお湯で割ることで、柔らかさが増し、食事と合わせやすくなります。特に和食との相性が良いです。

「オールドパー12年」は、どの飲み方でもバランスの取れた味わいを楽しめるウイスキーです。気分やシーンに合わせて試してみてください。

 

 

 

・マクドナルド・グリーンリース社のこと

「オールドパー」を誕生させたグリーンリース・ブラザース社は、19世紀のロンドンで設立されたウイスキーのブレンディング会社である。創業者はジェームズとサミュエルのグリーンリース兄弟で、彼らの父親はスコットランド各地の蒸溜所と提携してウイスキーを販売する業者だった。1871年、兄弟は父親の仕事を引き継ぎ、ウイスキーのブレンディングを行うグリーンリースブラザーズ社を設立。

彼らの目標は、長く後世にまで飲み継がれるウイスキーをつくることだった。試行錯誤の末、彼らは理想のブレンドに成功。そのブレンデッドウイスキーに、「オールドパー」という名を冠した。「オールドパー」とは、152歳(1483~1635年)まで生きたとされるイングランド史上最長寿の人物、トーマス・パーに由来している。ラベルにあるトーマス・パーの肖像画は、17世紀のバロック期の巨匠、ルーベンスの筆によるものといわれている。

オールドパーは、スペイサイドのクラガンモア蒸溜所のモルトを中心に、ほとんどがスペイサイドモルトを使用。スペイサイドの滑らかな水と、アイラの豊かなピート土壌、クラガンモアの樽がその個性を引き立てている。

その後、グリーンリース・ブラザース社はアレクサンダー・マクドナルド社と合併し、19世紀末にはマクドナルド・グリーンリース社となる。1925年にはディスティラーズ・カンパニー・リミテッド社の傘下に入り、現在はイギリスの酒造メーカーであるディアジオ社の傘下となっている。マクドナルド・グリーンリース社が製造を受け持ち、ディアジオ社が販売するという形は現在も継続している。

キーモルトとしては、クラガンモアとグレンダランのモルトウイスキーを使用。これにより、オールドパーは複雑でバランスの取れた味わいを持つウイスキーとして知られています。

2019年には、オールドパーのブレンドがリニューアルされた。マスターブレンダーのクレイグ・ワレス氏は、「オールドパー史上、最高のバランスを実現できた」と自信を持って語っている。

■日本に最初に紹介されたウイスキー?

「オールドパー」の逸話のひとつに、岩倉具視を特命全権大使とする欧米視察団が1873年に帰国した際、オールドパーを数ケースを持ち帰ったという話があり、これが日本に紹介された最初のウイスキーだという説がある。しかし、「オールドパー」の発売年は1909年。真偽のほどはいかに。

 

Data

製造元:マクドナルド・グリンリース社

URL:https://www.mhdkk.com/(モエ・ヘネシー・ディアジオ社公式サイト)

創業年:1871年

主要モルト:クラガンモア、グレンダランなど

アルコール度数:40度

容量:750ml、1,000ml

 

 

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