The Famous Grouse Finest
甘くフルーティーな味わいの雷鳥のウイスキー
『ザ・フェイマスグラウス ファイネスト』は、30年以上にわたりスコットランドで売上No.1を誇る人気ブランド。柔らかく飲みやすい口当たりと甘味、ナッツの香ばしさが特徴。アロマは蜂蜜やコットンの匂い、甘い香りがあり、少し苦味のある香りも感じられる。フレーバーは芳醇で大きく広がり、熟成感が感じられる。背景にはほのかにシェリー香由来の香りも心地良く漂う。全体の印象としては、紅茶のような酸味があり、後を引く味わいで、もうひと口と誘われるような魅力がある。
おすすめの飲み方はストレートやハイボール、加水しても崩れないためロックでも楽しめる。このウイスキーは、ウイスキー初心者から常連の方まで幅広い人々に愛されるコスパにも優れた一本。
・ザ・フェイマスグラウスのこと
1800年、パースの食料雑貨商として誕生したマシュー・グローグ&サン社は、当初酒類はワインしか扱っていなかった。しかし、創業者のマシュー・グローグによって自社ブランドのウイスキーも手がけるようになり、事業は急速に拡大していった。
孫のマシュー・グローグにより1897年に完成されたウイスキーは、当初「グラウス・ブランド」と名付けられた。これが夏になるとハイランドを訪れる観光客やサーモン釣りにゴルフ、特に狩猟などを楽しむ上流階級の人々に人気を博し、「あの有名(フェイマス)な雷鳥(グラウス)のウイスキーを」と注文されるようになりました。
そこでマシューは、1905年にブランド名を「ザ・フェイマス・グラウス」に改称。すると地元スコットランドで大変な評判となり、現在でも英国で売上一位を誇る世界一有名な“鳥のウイスキー”となった。「グラウス」というのは、スコットランドの荒野に生息する赤い雷鳥のことで、スコットランドの国鳥でもある。ちなみにラベルに描かれた雷鳥のデザインは、創業者の孫であるフィリッパの手によるものである。1960年代までは英国を中心として流通していたが、1970年にハイランド・ディスティラリーズ社(現エドリントングループ)の傘下となった。
製法は昔から変わらず、マッカラン、ハイランドパーク、タムドゥーやグレンロセスを中心とした40種以上のモルト原酒や厳選したグレーンをブレンドし、さらに1年間後熟(マリッジ)させてため、ろ過も軽く済み、味わいはまろやかで深い。バランスのとれたコクとフルーティな独特の風味を引き出している。後熟に使われる樽はスペインのシェリー酒業者に10年間無償で貸し出したシェリー樽を使用している。特にキーモルトとしてマッカランとハイランドパークを使用しており、シェリー由来の香りとピート香が特徴となっている。
Data
製造元: ハイランド・ディスティラーズ社
URL: -
創業年:1800年
主要モルト:マッカラン、ハイランドパーク、グレンタレット、タムドゥーなど
アルコール度数:40度
容量:700ml
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