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Château Pétrus
2025.09.05
希少性と芸術性が融合した究極の赤ワイン
『シャトー・ペトリュス』は、フランス・ボルドー地方のポムロール地区に位置する、世界最高峰の赤ワインのひとつです。ポムロールには公式な格付け制度が存在しませんが、ペトリュスはその中で圧倒的な存在感を放ち、五大シャトーを凌ぐ評価と価格を誇ります。畑の面積はわずか11.4ヘクタールと非常に限られており、年間生産量も約4,500ケースと希少。その希少性が、世界中のワイン愛好家やコレクターの垂涎の的となっています。
ペトリュスの最大の特徴は、ほぼ100%メルロー種のブドウを使用している点です。この品種は通常、柔らかく早飲みに適したワインを生むとされますが、ペトリュスでは粘土質の特異な土壌と古樹によって、驚くほどの凝縮感と長期熟成能力を備えたワインが生まれます。最低でも10年の熟成が推奨され、20〜30年を経て真価を発揮するヴィンテージも珍しくありません。
味わいは、濃密でありながらシルクのように滑らか。ブラックチェリーやトリュフ、スパイス、湿った土壌のニュアンスが複雑に絡み合い、余韻は非常に長く、飲む者を魅了します。特に1945年、1961年、1982年、2000年などのヴィンテージは伝説的な評価を受けており、オークションでは数百万円の値がつくこともあります。
歴史的にも興味深く、1947年には英国王室の結婚式で提供され、1953年にはエリザベス2世の戴冠式に1ケースが献上されました。このように、ペトリュスは単なるワインではなく、文化的・歴史的価値をも備えた「飲む芸術品」と言えるでしょう。その一杯には、土壌、気候、職人の技、そして時の流れが凝縮されています。
■飲み方あれこれ!!
飲み頃温度:
シャトー・ペトリュスはほぼ100%メルローで造られるフルボディの赤ワインです。飲み頃の温度は16〜18℃が理想とされており、この温度帯で果実味、酸味、タンニンのバランスが整い、複雑で濃密な香りが最大限に引き出されます。
お勧めのマリアージュ:
ペトリュスはブラックチェリーやトリュフ、スパイスのニュアンスを持つ濃厚な味わいが特徴です。鴨のロースト、牛フィレのステーキ、仔羊のグリルなどの赤身肉料理と非常に相性が良く、料理の旨味とワインの深みが見事に調和します。また、トリュフを使った料理や熟成チーズ(コンテ、エポワスなど)とも素晴らしいハーモニーを奏でます。
美味しく飲むためのワンポイント:
シャトー・ペトリュスは最低でも10年の熟成が推奨される長期熟成型ワインです。若いヴィンテージでは2〜3時間のデキャンタージュを行うことで香りが開き、味わいがまろやかになります。熟成されたヴィンテージでは、抜栓後30分ほど空気に触れさせてから飲むことで、芳醇な香りと深い余韻を堪能できます。大ぶりのボルドー型グラスを使うことで香りの広がりを最大限に楽しめます。
▶「シャトー・ペトリュス(ワイナリー)」のこと
「シャトー・ペトリュス」は、フランス・ボルドー地方ポムロール地区に位置する、世界でも屈指の高級赤ワインを生み出すワイナリーです。ポムロールには公式な格付け制度が存在しないにもかかわらず、ペトリュスはその中で圧倒的な評価と価格を誇り、五大シャトーを凌ぐ存在として知られています。
その歴史は18世紀中頃に遡り、当初はアルノー家が所有していました。ペトリュスの名が文献に初めて登場するのは1837年で、1878年のパリ万博では金メダルを獲得し、早くも高い評価を受けていました。20世紀に入ると、ジャン=ピエール・ムエックスが販売権を取得し、アメリカ市場への展開を積極的に進めたことで、国際的な名声を確立。1947年には英国王室の結婚式で提供され、1953年にはエリザベス2世の戴冠式に1ケースが献上されるなど、ステータスシンボルとしての地位も確立しました。
「ペトリュス」の最大の特徴は、ほぼ100%メルロー種のブドウを使用している点です。一般的なボルドーワインが複数品種をブレンドするのに対し、ペトリュスは単一品種で造られることで、柔らかく豊潤な果実味とシルクのような口当たりを実現しています。畑はポムロールの中でも特異な「青粘土(ブルー・クレイ)」に覆われており、鉄分を多く含み、水分保持能力が高いため、乾燥した年でも凝縮感のある果実が育ちます。
収穫はすべて手摘みで行われ、熟度のピークに達したブドウのみを厳選。発酵はコンクリートタンクで行われ、温度管理を徹底することで果実本来の風味を引き出します。熟成には100%新樽のフレンチオークを使用し、18〜20か月間かけて複雑さと深みを加えていきます。
その味わいは、ブラックベリーやプラム、トリュフ、スパイスなどの複雑な香りが広がり、口に含むと濃密でありながらエレガント。長い余韻が続き、飲む者を魅了します。ヴィンテージによって個性が異なり、1982年、2000年、2009年などは特に高い評価を受けています。
「シャトー・ペトリュス」は、伝統と革新、自然と人の技が融合した「飲む芸術品」として、今なお世界中のワイン愛好家の憧れの的となっています。
▶「シャトー・ペトリュス」の歴史(年表)
1837年:
文献に初めて「ペトリュス」の名が登場(※)。
⇒文献に初めて「ペトリュス」の名が登場(※)
〇この年に「ペトリュス」の名が文献に初めて登場しました。18世紀中頃からアルノー家が所有していた畑が起源とされます。
1868年:
『Cocks & Féret』にて、ポムロールの優良ワインとして紹介される。
1878年:
パリ万国博覧会で金メダルを獲得(※2)。評価と価格が急上昇。
⇒パリ万国博覧会で金メダルを獲得(※2)
〇ポムロール地区には公式な格付け制度が存在しませんが、ペトリュスはその中で五大シャトーを凌ぐ評価と価格を誇り、「格付け外の王者」として世界中のワイン愛好家に認知されています。
1925年頃:
エドモン・ルバ未亡人が株式を取得し、後に単独オーナーとなる。
1945年:
第二次世界大戦後、ペトリュスの「偉大な年」が始まるとされる。
1947年:
ジャン=ピエール・ムエックスが独占販売権を取得。国際的評価が高まる。
1953年:
エリザベス2世の戴冠式にペトリュス1ケースが献上される(※3)。
⇒エリザベス2世の戴冠式にペトリュス1ケースが献上される(※3)
〇1953年、エリザベス2世の戴冠式にペトリュスが提供され、英国王室御用達の名誉を獲得しました。これにより、ペトリュスは単なる高級ワインではなく、格式あるステータスシンボルとしての地位を確立しました。
1956年:
霜害により畑の3分の2が枯死。接ぎ木による再生に成功。
1961年:
マダム・ルバが死去。所有権が姪・甥・ムエックスに分割される。
1964年:
ジャン=クロード・ベルエが醸造責任者に就任。
1969年:
近隣のシャトー・ガザンから5ヘクタールの畑を取得。
2003年:
ジャン=ピエール・ムエックスが死去。息子ジャン=フランソワが後継。
2007年:
ジャン=クロード・ベルエが引退。息子オリヴィエが技術監督候補に。
2013年:
樽での販売を終了。ボトル販売に一本化。
Data
生産者: シャトー・ペトリュス(ジャン=フランソワ・ムエックス)
生産地: ボルドー地方/ポムロール地区
創業年: 1837年
URL:-
使用品種: メルロー(95%)、カベルネ・フラン( 5%:必要に応じて少量使用)
アルコール度数: 約13.5%
容量: 750ml
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