Asahi Draft Beer Maru-F
2025.08.31

アサヒが贈るやさしさのビール「おつかれ生です」
『アサヒ生ビール<マルエフ>』は、1986年に誕生したアサヒビールの原点ともいえる銘柄であり、長年にわたり飲食店を中心に愛され続けてきた生ビールです。マルエフという名称は、開発時の社内コード「◎F」に由来し、「不死鳥のような復活」を願って名付けられたもの。アサヒビールが低迷していた時代に、味の追求をテーマに開発され、まろやかで優しい飲み口が特徴のこのビールは、瞬く間に人気を集め、アサヒの再起を支える存在となりました。
その後、スーパードライの登場により一時終売となりましたが、根強いファンの声に応える形で2021年に復刻。缶デザインには「マルエフ」の名が大きく記され、懐かしさと新しさを兼ね備えた商品として再び注目を集めています。
味わいは、やわらかな口当たりとまろやかなコク、そしてほどよい苦味が絶妙なバランスで調和しており、ビール初心者からベテランまで幅広く支持されています。炭酸は控えめで、ホップの香りがふわりと鼻に抜ける繊細な風味。和食や洋食、さらにはスイーツにも合わせやすく、どんなシーンにも寄り添う万能な一杯です。
また、黒ビールタイプの「マルエフ黒生」も展開されており、香ばしく深みのある味わいが楽しめます。どちらもクリーミーな泡立ちと飲みやすさが魅力で、家庭でも居酒屋気分を味わえると好評です。
「アサヒ生ビール<マルエフ>」は、ただの復刻ではなく、時代を超えて人々の心に寄り添う“やさしいビール”。その一杯には、アサヒの歴史と想いがぎっしり詰まっています。
■飲み方あれこれ!!
〇「アサヒ生ビール マルエフ」を最大限に楽しむには、ちょっとした工夫が鍵です。まず、冷蔵庫で冷やす際は4〜6℃が理想。冷やしすぎると麦芽の香りやコクが感じにくくなるので注意しましょう。次に、缶のままでも美味しいですが、グラスに注ぐことで香りがふわっと広がり、泡の立て方で味わいが変化します。ゆっくり注ぐ“マイルド注ぎ”はまろやかさを際立たせ、勢いよく注ぐ“シャープ注ぎ”はキレのあるのどごしに。さらに、「マルエフ」と「黒生」を7:3の黄金比率でブレンドする“ハーフ&ハーフ”もおすすめ。香ばしさとまろやかさが絶妙に融合し、ふわっと注ぎ分けることで奥深い味わいが楽しめます。
▶「アサヒビール株式会社」のこと
「アサヒビール株式会社」は、日本のビール産業の黎明期から現在に至るまで、革新と挑戦を続けてきた老舗メーカーです。その歴史は1889年(明治22年)、大阪麦酒会社としての創業に始まり、1892年には「アサヒビール」の名を冠した製品が誕生しました。「旭日昇天」のごとく、日本の夜明けを象徴するような存在として名付けられたこのブランドは、国産ビールの先駆けとして関西を中心に人気を博しました。
1906年には札幌麦酒、日本麦酒と合併し、大日本麦酒株式会社が誕生。戦後の1949年には過度経済力集中排除法により分割され、アサヒブランドを継承する朝日麦酒株式会社が設立されました。1989年には現在の社名「アサヒビール株式会社」に変更され、東京・吾妻橋に本社を構えています。
「アサヒビール」の歴史の中でも特筆すべきは、1987年に発売された「アサヒスーパードライ」の登場です。それまでのビールとは一線を画す“辛口”というコンセプトを打ち出し、「洗練されたクリアな味」というキャッチコピーとともに、消費者の嗜好の変化を的確に捉えた商品でした。結果として、低迷していた市場シェアを一気に回復し、ビール業界に革命をもたらしました。
ビール造りにおいて、「アサヒビール」は常に品質と技術革新を重視してきました。たとえば、日本初の瓶入り生ビール(1900年)、缶入りビール(1958年)、アルミ缶入りビール(1971年)など、数々の「日本初」を生み出しています。また、世界初の屋外発酵貯酒タンクの開発や、環境配慮型の製造設備導入など、製造工程にも先進的な取り組みを行ってきました。
「アサヒビール」は、麦芽・ホップ・水といった基本素材へのこだわりはもちろん、消費者の声を反映した味づくりが特徴です。技術者の判断だけでなく、実際に飲む人の評価を重視する姿勢は、1980年代のスーパードライ開発時にも顕著でした。さらに、糖質ゼロの「スタイルフリー」や新ジャンルの「クリアアサヒ」など、健康志向や多様なニーズに応える商品展開も積極的に行っています。
現在では、国内外に製造拠点を持ち、グローバルブランドとしての地位も確立。130年以上にわたる歴史の中で培われた伝統と革新の精神は、今もなお「アサヒビール」の一杯一杯に息づいています。ビールを通じて「最高の明日」を届けるという企業理念のもと、「アサヒビール株式会社」これからも進化を続けていくでしょう。
▶アサヒビール株式会社の歴史(年表)
1889年:
大阪麦酒会社が設立された。
1892年:
「アサヒビール」が初めて発売された。
1906年:
大阪麦酒、日本麦酒、札幌麦酒の3社が合併し、大日本麦酒株式会社が誕生した。
1949年:
過度経済力集中排除法により、大日本麦酒が分割され、朝日麦酒株式会社が設立された。
1958年:
日本初の缶入りビール「アサヒゴールド」が発売された。
1986年:
「アサヒ生ビール<マルエフ>」が発売された。
1987年:
「アサヒスーパードライ」が発売され、爆発的な人気を得た。
1989年:
社名が「朝日麦酒株式会社」から「アサヒビール株式会社」に変更された。
2001年:
ニッカウヰスキー株式会社を完全子会社化した。
2009年:
豪州のSchweppes Australia社を買収し、海外展開を強化した。
2011年:
持株会社体制へ移行し、「アサヒグループホールディングス株式会社」が設立された。
Data
製造元:アサヒビール株式会社
スタイル:ピルスナー(下面発酵)
原料: 麦芽(外国製造または国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール度数:5%(※旧製品は4.5%)
内容量:250ml(缶),350ml(缶)、500ml(缶・瓶)、633ml(瓶)
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