Yebisu Beer
2025.08.28

130年以上前に造られていたプレミアムビール
『ヱビスビール』は、1890年(明治23年)に誕生した日本のプレミアムビールブランドであり、長い歴史と職人の技術が息づく一杯です。麦芽100%、副原料を一切使用しないこだわりの製法によって生まれるその味わいは、深いコクと芳醇な香りが特徴。長期熟成によってまろやかさが引き出され、飲み口は滑らかでありながら、余韻にはしっかりとした旨味が残ります。
ラベルに描かれた恵比寿様は、七福神の一柱であり、商売繁盛の神様として親しまれています。その姿は、ただの装飾ではなく、ブランドの精神性と縁起の良さを象徴する存在です。東京・恵比寿の地名の由来にもなったこのビールは、都市の発展とともに歩み、日本のビール文化の礎を築いてきました。
「ヱビスビール」は、単なる飲料ではなく、贅沢な時間を演出するライフスタイルの提案でもあります。特別な日にも、静かな夜にも、心を満たす一杯として選ばれ続けているその理由は、品質への妥協なき姿勢と、飲む人の感性に寄り添う味わいにあります。
クラシックな定番から、季節限定のバリエーションまで、「ヱビスビール」は常に「本物」を追求し続けています。伝統と革新が融合したその一杯は、大人の嗜みにふさわしい、格別な存在です。
■飲み方あれこれ!!
〇飲み頃の温度は6〜8℃位で。冷蔵庫から出してすぐではなく、少し置いて温度を落ち着かせると、麦芽の甘みと香りが引き立ちます。キンキンに冷やすより、やや冷たいくらいがベスト。背の高いピルスナーグラスや、口が広めのタンブラーがおすすめ。泡立ちが美しく、香りが立ちやすくなります。グラスは事前に冷やしておくと、より爽快感が増します。
2回に分けて注ぐ「二度注ぎ」が理想的。
・ 1回目:勢いよく注いで泡を立てる
・ 2回目:泡が落ち着いたら、ゆっくり液体を注ぎ足す
・ クリーミーな泡ができ、酸化を防ぎ、香りを閉じ込めます。
▶「ヱビスビール」のこと
「エビスビール」は、1890年(明治23年)に日本麦酒醸造会社(後のサッポロビール)によって誕生した、日本を代表するプレミアムビールブランドです。当時の日本ではまだビール文化が根付いておらず、輸入品が主流でした。そんな中、ドイツの醸造技術を導入し、国産ビールとして高品質を追求したのがエビスビールの始まりです。ブランド名は、七福神の一柱である「恵比寿様」に由来し、商売繁盛や豊穣の象徴として親しまれています。現在の東京・恵比寿の地名も、このビールの出荷駅「恵比寿駅」に由来するなど、地域文化にも深く根ざした存在です。
「エビスビール」の最大の特徴は、麦芽100%で造られていること。副原料(米やコーンスターチなど)を一切使用せず、厳選された麦芽とホップ、そして天然水のみで仕上げることで、深いコクと芳醇な香りを実現しています。これは、ドイツの「ビール純粋令」にも通じる製法であり、素材の力を最大限に引き出すことにこだわった結果です。また、通常のビールよりも長めの熟成期間を設けることで、まろやかで雑味のない味わいを生み出しています。泡立ちもきめ細かく、グラスに注いだ瞬間から香りが立ち上がり、飲み口は滑らかでありながら、しっかりとした余韻が残るのが特徴です。
さらに、「エビスビール」は「贅沢な時間を演出するビール」として位置づけられており、日常の中にある特別なひとときを彩る存在として多くの人に愛されています。定番の「エビスビール」に加え、「エビス
プレミアムブラック」「エビス マイスター」「エビス 和の芳醇」など、季節やシーンに応じた多彩なラインアップも展開されており、それぞれに異なる麦芽やホップの配合、醸造技術が活かされています。
「エビスビール」は、単なる飲料ではなく、歴史・文化・技術が融合した「物語のあるビール」です。明治から令和へと続くその歩みは、日本のビール文化の進化そのものであり、今もなお「本物」を求める人々に選ばれ続けています。
▶「エビスビール」の歴史(年表)
1901年(明治34年):
恵比寿駅が開業(※)。ビールの出荷駅として設置されたことが地名「恵比寿」の由来となる。
1904年:
日露戦争の戦勝祝賀会などで提供され、国民的ビールとしての地位を確立。
1928年:
日本麦酒醸造会社が大日本麦酒株式会社に統合。ヱビスブランドは継続。
1943年:
戦時中の統制により、ヱビスブランドが一時休止(※2)。副原料使用の統一ビールに切り替え。
1971年:
サッポロビール株式会社がヱビスブランドを復活。プレミアムビールとして再登場。
1980年代:
「贅沢なビール」としてのブランドイメージが定着。麦芽100%のこだわりが再評価される。
1994年:
地ビール解禁の流れの中で、クラフト志向の消費者から支持を集める。
2000年:
恵比寿ガーデンプレイス内に「ヱビスビール記念館」開館(※3)。ブランドの歴史と文化を発信。
2010年:
「ヱビス プレミアムブラック」など、シリーズ展開が本格化。多様な味わいを提案。
2020年:
ブランド誕生130周年を迎える。限定商品や記念キャンペーンを展開。
2025年:
麦芽100%・長期熟成・職人技という原点を守りながら、持続可能性や新しい飲み方提案にも注力。
■恵比寿駅が開業(※)
〇ヱビスビールの出荷専用駅として1901年に開業した「恵比寿駅」は、当初はビールの物流拠点でした。やがて周辺地域が発展し、駅名がそのまま地名となったという稀有な事例です。つまり、ヱビスビールがなければ「恵比寿」という街の名前も存在しなかったかもしれません。
■戦時中の統制により、ヱビスブランドが一時休止(※2)
〇第二次世界大戦中、物資統制の影響で副原料を使った統一ビールが主流となり、ヱビスブランドは一時休止されました。しかし1971年、サッポロビールによって「麦芽100%の本物の味」を復活させ、プレミアムビールとして再び市場に登場。この復活劇は、品質へのこだわりとブランドへの信念を象徴しています。
■「ヱビスビール記念館」開館(※3)
〇東京・恵比寿ガーデンプレイス内にある「ヱビスビール記念館」では、ブランドの歴史や醸造技術、広告の変遷などが展示されており、訪れる人々に“贅沢とは何か”を問いかける空間となっています。ここでは試飲もでき、五感でヱビスの世界観を体験できます。
Data
製造元:サッポロビール株式会社
スタイル:ドルトムンダー(下面発酵)
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数: 5.0%
内容量:250ml(缶)、350ml(缶)、500ml(缶・瓶)、334ml(瓶)、633ml(瓶)
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