Sapporo Beer Black Label
2025.08.27

変わらない美味しさ進化する黒ラベル
『サッポロ生ビール黒ラベル』は、1977年に誕生した日本のラガービールの代表格であり、「麦のうまみと爽快な後味のバランス」を追求した、飲み飽きない味わいが特徴です。サッポロビール株式会社が製造するこの黒ラベルは、長年にわたり「大人の☆生。」というキャッチコピーのもと、シンプルで洗練されたビールとして多くのファンに支持され続けています。
最大の魅力は、麦芽の豊かな風味とすっきりとした後味の絶妙な調和です。飲み口はまろやかでありながらキレがあり、料理との相性も抜群。特に和食や揚げ物など、味の濃い料理と合わせることで、ビールの爽快感が引き立ちます。原材料には厳選された麦芽とホップを使用し、サッポロ独自の製法によって、雑味を抑えつつ素材の旨みを最大限に引き出しています。
また、黒を基調としたスタイリッシュなラベルデザインも印象的で、視覚的にも「大人のビール」としての存在感を放っています。時代の変化に合わせて微細な改良を重ねながらも、基本の味わいは守り続けており、世代を超えて愛されるロングセラー商品となっています。
「サッポロ生ビール黒ラベル」は、ただの定番ではなく、飲む人のライフスタイルに寄り添う“信頼の一杯”として、これからも多くの人々の心をつかみ続けることでしょう。
■飲み方あれこれ!!
〇 冷やしすぎず、約6〜8℃位で。 キンキンに冷やすより、少し冷たいくらいが麦の旨みを感じやすい。冷蔵庫で2〜3時間冷やすのがベスト。缶や瓶から直接飲むより、グラスに注ぐことで香りが立ち、味のバランスも整う。清潔なガラス製のビールグラスがおすすめ。泡立ちも美しく、見た目もgood。最初に勢いよく注いで泡を作り、次にゆっくり注ぐ「二度注ぎ」で、クリーミーな泡が完成。泡が香りを閉じ込め、酸化を防ぎ、最後まで美味しく飲める。
▶「サッポロビール株式会社」のこと
サッポロビール株式会社は、日本のビール産業の草創期から現在に至るまで、約150年にわたり革新と伝統を融合させてきた老舗メーカーです。その起源は1876年、北海道開拓使が札幌に設立した「開拓使麦酒醸造所」にさかのぼります。ここでは、日本人として初めてドイツでビール醸造を学んだ中川清兵衛が指導し、翌年には「札幌ビール」が誕生しました。ラベルに描かれた北極星のマークは、開拓使の象徴であり、現在もサッポロビールのシンボルとして受け継がれています。
1886年には民営化され、「大倉組札幌麦酒醸造場」として再出発。翌年には渋沢栄一らの出資を受けて「札幌麦酒会社」が設立され、ビール事業の基盤が固まりました。1906年には業界再編の流れの中で、日本麦酒(ヱビス)、大阪麦酒(アサヒ)と合併し、「大日本麦酒株式会社」が誕生。戦前には国内市場の約7割を占める巨大企業となりました。
しかし、戦後の経済再編により1949年に分割され、「日本麦酒株式会社」として再スタート。1956年には「サッポロビール」ブランドが北海道で復活し、翌年には全国展開。1964年には社名も「サッポロビール株式会社」に変更され、現在の形が確立されました。
サッポロビールのビール造りの特徴は、素材と製法への徹底したこだわりにあります。創業当初からドイツ式の低温発酵・熟成法を採用し、麦芽やホップの品質にも厳しい基準を設けています。特に「協働契約栽培」という仕組みを通じて、農家と連携しながら原料の安定供給と品質向上を図っている点は、他社にはない強みです。
代表的なブランドには「黒ラベル」「ヱビス」「ラガー(赤星)」などがあり、それぞれに異なる味わいと哲学が込められています。黒ラベルは「麦のうまみと爽快な後味のバランス」を追求した飲み飽きないビールとして、ヱビスは麦芽100%のプレミアムビールとして、ラガーは日本最古のビールブランドとして根強い人気を誇ります。
サッポロビールは、伝統を守りながらも時代に合わせて進化を続ける企業です。その歴史と技術力は、日本のビール文化そのものを語るうえで欠かせない存在と言えるでしょう。
▶「サッポロビール株式会社」の歴史(年表)
1876年:
北海道開拓使が「開拓使麦酒醸造所」を札幌に設立(※)し、日本初の本格的ビール醸造が始まった。
1877年:
国産初のビール「札幌ビール」が誕生し、北極星マークがラベルに採用(※2)された。
1886年:
民営化され、「大倉組札幌麦酒醸造場」として再出発した。
1887年:
渋沢栄一らの出資により「札幌麦酒会社」が設立(※3)された。
1906年:
札幌麦酒、日本麦酒、大阪麦酒が合併し、「大日本麦酒株式会社」が誕生した。
1949年:
戦後の企業再編により「日本麦酒株式会社」として分割・独立した。
1956年:
北海道限定で「サッポロビール」ブランドが復活した。
1957年:
「サッポロビール」の全国販売が開始された。
1964年:
社名を「サッポロビール株式会社」に変更した。
1971年:
「サッポロラガービール(赤星)」が全国展開された。
1977年:
「サッポロびん生」が発売され、後に「黒ラベル」へと発展した。
1989年:
「サッポロ生ビール黒ラベル」として正式にブランド化(※4)された。
1996年:
プレミアムブランド「ヱビスビール」がリニューアルされ、人気が再燃した。
2003年:
持株会社「サッポロホールディングス株式会社」が設立され、グループ体制へ移行した。
2021年:
「生ジョッキ缶」が発売され、SNSなどで話題となり大ヒットした。
2026年(予定):
創業150周年を迎える予定である。
■北海道開拓使が「開拓使麦酒醸造所」を札幌に設立(※)
〇 1876年、北海道開拓使が札幌に設立した「開拓使麦酒醸造所」は、日本で初めて本格的なビール醸造が行われた施設です。ドイツで醸造技術を学んだ中川清兵衛を迎え、低温発酵による「冷製ビール」を製造。これが後の「札幌ビール」の原点となりました。
■北極星マークがラベルに採用(※2)
〇 ラベルに描かれた「北極星☆」は、開拓使のシンボルであり、現在もサッポロビールのブランドアイコンとして使われています。 この星は「進むべき方向を示す」という意味を持ち、企業理念にも通じています。
■渋沢栄一らの出資により「札幌麦酒会社」が設立(※3)
〇 民営化された醸造所は、実業家・渋沢栄一の支援を受けて「札幌麦酒会社」として再出発。彼の出資と経営参画により、サッポロビールの基盤が確立されました。
■「サッポロ生ビール黒ラベル」として正式にブランド化(※4)
〇「サッポロびん生」として登場した商品が、消費者の間で「黒ラベル」と呼ばれ人気に。1989年には正式に「サッポロ生ビール黒ラベル」としてブランド化され、現在もロングセラーとして愛されています。
Data
製造元:サッポロビール株式会社
スタイル:ピルスナー(下面発酵)
原料: 麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール度数:5.0%
内容量:135ml(缶)、250ml(缶)350ml(缶)・500ml(缶・瓶)、334ml(瓶)633ml(瓶)
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