アサヒスーパードライ

Asahi Superdry

アサヒスーパードライ

いまだかつてない画期的なビアスタイル「ドライ」

『アサヒスーパードライ』は、ビールスタイルに「ドライ」というジャンルを定着させ、辛口ビールの定番として圧倒的な支持を受けた大ヒット銘柄。麦芽使用料をギリギリまで減らし(約70%。発売当時の酒税法では、麦芽使用料を67%以上と規定していた。)、副原料(スターチ)の比率とアテニエーション(発酵度)を高め、ビール中の残糖度を低くすることにより、飲み飽きしない味わいに仕上げている。 「洗練されたクリアな味、ドライ」のキャッチコピーどおりに、スッキリしたキレが持ち味で、どんな料理にも合わせやすい。

2021(令和3)年には日本の飲料で初の、缶の蓋がフルオープンする生ジョッキ缶をコンビニにて先行発売。2022(令和4)年からは、1987(昭和62)年3月の発売開始以来、35年ぶりの改良が行われた。レイトホッピング製法(麦汁の煮沸終了直前、又は終了時にホップを投下すること)を採用。キレのよさを維持しながら飲みごたえが向上したのとともに、缶のデザインもシンプルなものに変更された。


・アサヒビールのこと

アサヒビールは1889(明治22)年、「大阪麦酒」という名で創業。その後、1906(明治39)年には「日本麦酒」や「札幌麦酒」と合併し、「大日本麦酒」となる。「日本麦酒」はヱビスビールを製造していた会社で、「札幌麦酒」とはサッポロビールの前身である。

第二次世界大戦後の1949(昭和24)年、過度経済力集中排除法により「朝日麦酒」と「日本麦酒」の2社に分割されると、主に西日本で事業を展開し1954~1960(昭和29~35)年にかけてはビール市場占有率で2位、「麒麟麦酒」とともに戦後のビール市場を形成していた。しかし、1961(昭和36)年に3位に転じて以降シェアは低下傾向となり、1980年代になると極度の低迷期を迎え「ユウヒビール」と揶揄されることもあった。

窮地に立った朝日麦酒は、1984(昭和59)年から翌年にかけ、大規模な消費者の味覚・嗜好調査を実施する。当時の日本は景気浮揚期にあり、日本人の食生活も変化していた。前年にコミック雑誌「ビックコミック スピリッツ」において連載開始された『美味しんぼ』に象徴されるように、世の中はまさにグルメブームに突入。濃い味付けの料理が好まれるようになり、それまでの苦くてコクのあるビールでは食中酒として合わなくなり、「軽快で飲みやすい爽快感のあるビール」を消費者は求めているという調査結果に至った。

もともと硫黄臭の出やすい単色系下面発酵ビールには、硫黄臭の多い和食が合いにくいという弱点があった。それを解消するため、厳選酵母により独自の発酵技術により発酵度を高め、研ぎ澄ました味わいに仕上げることに成功。「朝日麦酒」は1987(昭和62)年3月『アサヒスーパードライ』を発売、これが爆発的な大ヒット商品となる。

「アサヒスーパードライ」は社会現象にもなり、「キリンラガー」一強だったビール市場をも一変させた。 社名を「アサヒビール」と変え、1998(平成10)年には念願の市場シェア1位を獲得する。ビール事業だけにとどまらず2001(平成13)年には、ニッカウヰスキーの全株式を取得した上で同社を完全子会社とし、その後もウイスキーやブランデーなどの洋酒事業や焼酎などの分野にも子会社を通じて本格参入している。

「アサヒスーパードライ」は国内だけでなく、海外での評価も高い。2011年には、英国のシェパードニーム醸造所がライセンス醸造したスーパードライが、BIIA(Brewing Industry International Awards:ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワード)の樽詰めラガー部門で金賞を受賞している。企業スローガンは、『すべては、お客さまの「うまい!」のために』。

 

Data

製造元:アサヒビール株式会社

スタイル: ピルスナー(下面発酵)

原料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ

アルコール度数:5.0%

内容量:633ml(瓶)、500ml(瓶)(缶)、334ml(瓶)、350ml(缶)、250ml(缶)、135ml(缶)、340ml(生ジョッキ缶)、485ml(生ジョッキ缶)

 

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