八重泉

やえせん

2025.12.17

食中酒としても映える万能さ

沖縄県石垣島で造られる『八重泉』は、南国の風土と伝統が息づいた個性豊かな泡盛です。製造元の八重泉酒造は、1855年(昭和30年)創業の老舗で、八重山諸島の自然と文化を大切にしながら、地元に根ざした酒造りを続けています。

「八重泉」の特徴は、黒麹菌を用いた全麹仕込みと、常圧蒸留によるしっかりとした旨味とコク。泡盛特有の芳醇な香りと、まろやかで深みのある味わいが魅力です。仕込み水には石垣島の地下水を使用しており、ミネラルを含んだやわらかな水が酒質に丸みを与えています。飲み口は力強くもありながら、どこかやさしさを感じさせるバランスの良さが光ります。

また、「八重泉」は熟成によってさらに魅力を増します。3年以上寝かせた古酒(クース)は、バニラやナッツを思わせる香りと、まろやかで奥行きのある味わいが特徴で、ロックやストレートでじっくり楽しむのにピッタリ。若い酒は水割りや炭酸割りでも爽やかに飲め、食中酒としても優秀です。

ラベルには八重山の自然や文化を感じさせるデザインが施されており、島の風景を思い浮かべながら味わいと、旅情が一層深まります。観光客にも人気が高く、お土産としても喜ばれています。「八重泉」は、石垣島の風土と人々の想いが詰まった、まさに“島の宝”。泡盛の奥深さと、南国の豊かな時間を感じさせてくれる、そんな一杯です。

■飲み方あれこれ!!

ロック:

氷を入れたグラスに注ぐことで、芳醇な香とコクが際立ちます。冷たさが全体を引き締め、まろやかな甘みとキレのある後味がバランスよく楽しめます。

水割り:

水で割ることでアルコールの刺激が和らぎ、やさしい口当たりになります。黒麹由来の旨味がじんわりと広がり、食事との相性も良く、日常的に楽しめる飲み方です。

ソーダ割り:

炭酸の爽快感が加わることで、軽やかで飲みやすい印象に変化します。泡盛の香りがふんわりと立ち上がり、暑い季節やリフレッシュしたいときなどにピッタリ。

▶「有限会社八重泉酒造」のこと

創業者・座喜味盛二氏によって1955年(昭和30年)に設立された「有限会社八重泉酒造」は、石垣島の中心部にて泡盛の製造を開始しました。社名の「八重泉」は、八重山諸島の“八重”と、清らかな水を意味する“泉”を組み合わせたもので、島の自然と水の恵み(※)に感謝する想いが込められています。1991年(平成3年)には、より自然豊かな郊外の高台に工場を移転。そこからは八重山の海や島々を一望でき、爽やかな海風が吹き抜ける理想的な環境で泡盛造りが行われています。

⇒島の自然と水の恵み(※)

〇仕込み水には、石垣島の最高峰・於茂登岳の中腹から湧き出る「ナンガーラの水」を使用。この水は“水神様の霊地”とされるほど清らかで、泡盛にやさしい甘みとまろやかさを与えています。

「八重泉酒造」の泡盛造り最大の特徴は、伝統的な直釜式蒸留を守り続けていることです。醪(もろみ)を入れた釜を直接火で加熱するこの製法は、火力の調整が難しく、職人の熟練した技術が求められます。火加減を誤ると焦げが生じてしまうため、蒸留中は職人が釜のそばに付きっきりで作業を行います。この手間惜しまない姿勢が、芳醇でコクのある泡盛を生み出しています。

また、八重泉酒造では減圧蒸留とのブレンド技術も取り入れており、飲みやすさと香りの豊かさを両立させた泡盛を製造しています。さらに、創業当初から「甘みのある泡盛」を目指しており、黒麹菌を用いた仕込みによって、まろやかで優しい味わいを実現しています。

もう一つのこだわりは、樽熟成泡盛の先駆的な取り組み(※2)です。1960年代から樽貯蔵に着手し、アメリカンオークやフレンチオークなど多様な樽を使って熟成させた泡盛を展開。複数の樽原酒をブレンドすることで、深みと複雑さを兼ね備えた味わいを創出しています。

⇒樽熟成泡盛の先駆的な取り組み(※2)

〇アメリカンオーク樽などを用いた泡盛の樽熟成に取り組み、当時としては珍しい「ウイスキーのような香りを持つ泡盛」を開発しました。この試みは、泡盛の新たな可能性を切り開く先駆的な挑戦として高く評価されています。

さらに、石垣島の特産品を活かした商品開発にも積極敵で、ハーブやフルーツを使ったリキュールや、パイナップル果汁を醸造した「パイナップルワイン」、爽やかな青色が特徴の「バタフライピー泡盛」など、泡盛の新たな可能性を切り開いています。

▶「有限会社八重泉酒造」の歴史(年表)

1955年(昭和30年):

創業者・座喜味盛二氏により、沖縄県石垣島にて「八重泉酒造」が創業。泡盛の製造を開始し、地元八重山地域での流通を中心に展開する。

1960年代:

泡盛の樽熟成に着手。アメリカンオーク樽などを用いた長期熟成泡盛の開発を進め、香りと味わいに深みを持たせる技術を確立する。

1991年(平成3年):

工場を石垣島の郊外・高台に移転(※3)。自然豊かな環境と清らかな水源に恵まれた場所で、より品質の高い泡盛造りを目指す。

⇒工場を石垣島の郊外・高台に移転(※3)

〇1991年に工場を郊外の高台に移転し、見学対応や観光客向けの施設整備を進めました。現在では石垣島観光の一環として訪れる人も多く、地域振興にも貢献しています。

2000年代:

伝統的な直釜式蒸留と減圧蒸留のブレンド技術を導入し、飲みやすさと香りの豊かさを両立させた泡盛を展開。若年層や女性にも親しまれる商品開発を進める。

2010年代:

石垣島産の素材を活かしたリキュールや「ぱいなっぷるわいん」など、泡盛以外の酒類にも挑戦。観光客向けの商品ラインナップを拡充する。

2020年代:

バタフライピーを使用した青い泡盛など、視覚的にも楽しめる革新的な商品を開発。SNS映えする商品として注目を集める。

Data

生産者:有限会社八重泉酒造

住所: 沖縄県石垣市石垣1834

創業:1955年(昭和30年)

TEL:0980-82-2230

URLhttps://yaesen.com/ (八重泉酒造公式サイト:直接注文可)

原料:タイ米、米麹(黒)

蒸留方式:常圧蒸留(直火式地釜)

アルコール度数:30度

容量: 600ml(瓶)、720ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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