菊乃露

きくのつゆ

2025.12.15

時を重ねて深まるまろやかな味わい

泡盛『菊乃露』は、沖縄県石垣島に本拠を構える菊乃露酒造が手掛ける、伝統と革新が融合した本格焼酎です。泡盛は一般的な焼酎とは異なり、タイ米を原料に黒麹菌を用いて仕込み、単式蒸溜によって造られる沖縄独自の蒸留酒であり、「菊乃露」はその中で特に芳醇でまろやかな味わいが特徴です。

「菊乃露」は、創業以来受け継がれてきた伝統的な製法を守りながらも、現代の嗜好に合わせた飲みやすさを追求しています。黒麹仕込みによる深いコクと香ばしさ、そして熟成にって生まれるまろやかな口当たりが絶妙に調和し、飲む人を魅了します。特に古酒(クース)として長期熟成されたものは、甘く芳醇な香りと奥行きのある味わいが際立ち、泡盛の真髄を感じさせます。

また、「菊乃露」はロックや水割り、お湯割りはもちろんのこと、炭酸割りやカクテルベースとしても楽しめる汎用性の高さも魅力といえます。沖縄料理は言うまでもなく、和食や洋食とも相性がよく、食中酒としても優れた存在感を示します。

「菊乃露」という名に込められた「菊のように気高く、露のように清らかに」という想いの通り、沖縄の自然と文化、そして造り手の情熱が込められた一本。焼酎ファンはもちろん、泡盛初心者にも自信をもって勧められる、奥深くも親しみやすい逸品です。

■飲み方あれこれ!!

ロック:

氷を入れたグラスに注ぐことで、泡盛本来の香りとコクが際立ち、まろやかさのなかにキレのある味わいが楽しめます。

お湯割り:

温かさによって香りがふわふわと立ち上がり、優しい甘みと深い旨みが引き出されます。寒い季節やリラックスした夜にはピッタリの飲み方といえます。

ソーダ割り:

炭酸の爽快感が加わることで、軽やかで飲みやすい印象に変わります。食事との相性も良く、特に揚げ物や肉料理と合わせると一層味わいを引き立てます。

▶「菊乃露酒造株式会社」のこと

「菊乃露酒造株式会社」は、沖縄県宮古島市に本社を置く老舗の泡盛メーカーであり、伝統と革新を融合させた酒造りで高い評価を受けています。創業は1928年(昭和3年)。もともとは「中尾酒造」として伊良部島で酒造りを行っていた創業者が、宮古島の西里通りに工場を構えたことが始まり。その後、1965年(昭和40年)に「菊乃露」の商標を取得し、社名を「菊乃露酒造株式会社」として法人化。以来、宮古島を代表する泡盛メーカーとして、地元はもちろん県外にも多くのファンを持つ存在となりました。

同社の焼酎造りの最大の特徴は、伝統的な黒麹仕込みと宮古島の硬水を活かした製法にあります。泡盛の原料にはタイ米を使い、これを黒麹菌で発酵させることで、独特のコクと芳醇な香りを生み出します。宮古島の水はカルシウムなどのミネラル分を豊富に含む硬水で、黒麹菌の発酵を促進し、泡盛の風味に深みを与える重要な要素となっています。

製造工程では、洗米・蒸し・麹造り・醪(もろみ)・蒸留・熟成といった各段階で、熟練の職人による繊細な温度管理と手作業が重視されており、特に麴室での麹造りや醪の発酵管理には、長年の経験と勘が活かされています。蒸留後の泡盛は、ステンレスタンクや樫樽で熟成され、1年未満の新酒から3年以上の古酒(クース)まで、さまざまな味わいが生み出されています。

また、「菊乃露酒造」では近代的な設備も積極的導入しており、1日あたり7~8トンの米を処理できる蒸し器や600基以上の貯蔵タンクを備えるなど、県内屈指の生産能力を誇ります。一方で、検品や品質管理など重要な工程では人の目と手を重視し、伝統と機械化のバランスを巧みに保っています。

さらに同社は泡盛だけでなく、シークヮーサーを使ったリキュールなど新商品の開発にも積極的で、伝統を守りながらも時代のニーズに応える柔軟かつ積極的な姿勢も光ります。こうした試みは、業界全体の発展を見据えたマーケティング戦略にも表れており、泡盛文化の普及にも貢献しています。「菊乃露酒造」は、600年の歴史を持つ泡盛文化の継承者として、そして未来を見据えた革新者として、今後も注目され続ける存在と言えるでしょう。

▶「菊乃露酒造株式会社」の歴史(年表)

1928年(昭和3年):

創業・中尾徳三郎氏が沖縄県宮古島市で泡盛の製造を始める。これが「菊乃露酒造株式会社」の起源となる。

1965年(昭和40年):

「菊乃露」の商標を取得(※)し、法人化される。「菊乃露酒造株式会社」として正式に設立される。

⇒「菊乃露」の商標を取得(※)

〇創業当初の「菊乃露」は、生産量が非常に限られていたため地元でも手に入らず、一部では“幻の酒”と称されていました。その希少性が逆に評判を呼び、泡盛ファンの間で評判を呼びました。

1970年代:

県外市場への出荷を本格化し、沖縄県外でも泡盛の認知度を高める活動を展開する。

1980年代:

設備の近代化を進め、大型蒸留器や貯蔵タンクを導入。生産能力の拡大と品質の安定化を図る。

1990年代:

古酒(クース)ブームの到来により、長期熟成泡盛の開発と販売に注力。ブランド価値を高める。

2000年代:

観光客向けの工場見学や試飲体験を開始し、泡盛文化の普及と地位貢献に取り組む。

2010年(平成22年):

新たな製造ラインを導入し、衛生管理と生産効率を強化。品質管理耐性を一層充実させる。

2020年代:

伝統的な泡盛に加え、リキュールやスピリッツなどたような商品展開を進め、若年層や海外市場にもアプローチ。

Data

生産者:菊乃露酒造株式会社

住所: 沖縄県宮古島市平良字西里290

創業:1928年(昭和3年)

TEL:0980-72-2669

URLhttps://www.kikunotsuyu.co.jp (菊乃露酒造公式サイト:直接注文可)

原料:タイ米、米麹(黒)

蒸留方式: 常圧蒸留

アルコール度数: 30度

容量: 360ml(瓶)、600ml(瓶)、900ml(紙パック)、1800ml(瓶・紙パック)

 

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