Susukino Ji-Bier Susukino Beer Märzen
2025.08.15

すすきのの夜に映える、琥珀色のクラフトビール
『薄野地麦酒 ススキノビール メルツェン』は、札幌・すすきのの歓楽街に根ざしたクラフトビールブランド「薄野地麦酒株式会社」が醸造する、芳醇で香ばしいラガータイプのビールです。メルツェンとは、ドイツ・バイエルン地方に起源を持つ伝統的なスタイルで、元々は春に仕込まれ秋のオクトーバーフェストで楽しまれる琥珀色のラガー。その特徴は、モルトの豊かな風味と、ほどよいホップの苦味が織りなすバランスの取れた味わいにあります。
「ススキノビール メルツェン」は、ドイツ産の麦芽とホップを使用し、世界最古の醸造所として知られるヴァイエンシュテファン由来の酵母を採用。さらに、仕込み水には北海道熊石の海洋深層水とマイナスイオン水という2種類の水を使い、雑味のないクリアな口当たりを実現しています。アルコール度数は約5.5%前後で、飲みごたえがありながらもスムーズな喉越しが特徴。すすきのの夜に寄り添うような、落ち着いた余韻を持つ一杯です。
ラベルデザインやネーミングにも、札幌の歓楽街・すすきのの文化や雰囲気が反映されており、地元の人々だけでなく観光客にも人気。地元の食材を使った料理とのペアリングにも適しており、居酒屋やバーでの提供はもちろん、ギフトやお土産としても喜ばれる存在です。伝統と地域性、そして職人のこだわりが詰まった「ススキノビール
メルツェン」は、札幌の街を味わうような体験をもたらしてくれるクラフトビールです。
■飲み頃温度
〇飲み頃は7〜10℃位が理想的。冷蔵庫から出してすぐではなく、少し置いてから飲むことで、モルトの香ばしさと甘みが開きます。キンキンに冷やすと風味が閉じてしまうので注意。グラスは香りを楽しむなら、広口タイプのチューリップ型グラスかパイントグラスがおすすめ。琥珀色の美しさと香りを引き立てる形状で、泡立ちも安定し、見た目の満足感も高まります。
▶「薄薄野地麦酒株式会社」のこと
「薄野地麦酒株式会社」は、1998年8月24日に北海道札幌市で設立されたクラフトビールメーカーで、札幌の歓楽街・すすきのに根ざした地ビール文化の担い手として知られています。地ビール黎明期の1999年6月に醸造を開始し、以来、地域性と職人技を融合させた独自のビール造りを続けています。設立母体は北海道のリゾート開発大手・加森観光株式会社であり、観光と地域文化をつなぐ役割も担っています。
創業時には、工場長の森澤智氏が全国20ヶ所以上の地ビール醸造所を訪ねて研究を重ね、ドイツ人ブラウマイスターの指導のもとで本格的な醸造技術を習得。その結果、薄野地麦酒はドイツ伝統のラガースタイルをベースにしながらも、札幌の風土に合った味わいを追求するスタイルを確立しました。
ビール造りの最大の特徴は、素材と水への徹底したこだわりです。麦芽は主にドイツ産を使用し、ホップもドイツやチェコから厳選。酵母には、世界最古の醸造所として知られるヴァイエンシュテファン醸造所の下面発酵酵母を採用しています。さらに、仕込み水には「マイナスイオン水」と「熊石海洋深層水」の2種類を使用。特に海洋深層水は、水深200m以上の海水で、有機物が少なく病原菌も少ないため、澄んだ味わいのビールを生み出すのに最適とされています。
代表的な銘柄には「ススキノビール メルツェン」「ピルスナー」「夕張石炭ビール」などがあり、それぞれに個性的な味わいとストーリーが込められています。たとえば「夕張石炭ビール」は、夕張市の石炭博物館とのコラボレーションで誕生した黒ビールで、焙煎麦芽を複数ブレンドし、ビターホップとアロマホップを組み合わせたリッチな味わいが特徴です。
かつては醸造所に併設された居酒屋「しみじみさっぽろ」で提供されていたこともあり、地元の食文化との親和性も高く、すすきのの夜を彩る一杯として親しまれてきました。現在も札幌市中央区南6条西4丁目の地下に醸造所を構え、通信販売やイベント出店などを通じて、北海道のクラフトビール文化を全国に発信しています。
「薄野地麦酒」のビールは、単なる飲み物ではなく、札幌の街の空気や人々の営みを感じさせる「体験型の味わい」。その一杯には、職人の情熱と地域への愛着が詰まっています。
▶「薄薄野地麦酒株式会社」の歴史(年表)
1998年:
北海道札幌市にて「薄野地麦酒株式会社」設立。※母体は加森観光株式会社。地元観光と食文化をつなぐ地ビール事業としてスタート。
1999年:
醸造開始。すすきのの地下に醸造所を構え、地ビール「薄野地麦酒」の販売を開始。工場長・森澤智氏(※)が全国20ヶ所以上の地ビール醸造所を訪問し、ドイツ人ブラウマイスターの指導を受けて技術を習得。
1999年〜2000年代前半:
醸造所に併設された居酒屋「しみじみさっぽろ」にて、直営提供を開始。焼肉を中心としたメニューと地ビールのペアリングが人気を集める。
2011年:
「北海道どさんこプラザ」にて、ピルスナーと夕張石炭ビールが販売され、道外でも認知が広がる。
2015年:
合同会社肉ソン大統領とのコラボレーションにより「肉ビール」を発売。お肉料理との相性を追求した企画商品として話題に。
2020年代以降:
通販サイトやイベント出店を通じて全国展開を強化。「夕張石炭ビール」など地域コラボ商品も継続的に展開。
■工場長・森澤智氏(※)
〇森澤氏はもともとホテル業界で働いていた人物。ビール造りとは無縁の世界から、異動をきっかけに醸造の道へ。最初は「飲むものであって、造るものではない」と戸惑いながらも、全国20ヶ所以上の地ビール醸造所を自ら訪ね歩き、ドイツ人ブラウマイスターの指導を受けて本格的な技術を習得しました。この情熱と行動力が、薄野地麦酒の味の礎を築いたと言っても過言ではありません。彼は現在もすすきのの地下にある小さな醸造所で、わずか2人のスタッフとともに、手仕事でビールを造り続けています。
Data
製造元:薄野地麦酒株式会社
住所:北海道札幌市中央区北4条西4丁目1番地(本社)、北海道札幌市中央区南6条西4丁目5番1(醸造所)
創業:1998(平成10)年
TEL:011-563-1100
URL:https://susukino-jibeer.com/ (薄野地麦酒公式サイト:通販可)
スタイル:メルツェン(下面発酵)
原料:ドイツ産麦芽、ドイツ・チェコ産ホップ、ヴァイエンシュテファン酵母、熊石海洋深層水(マイナスイオン水)
アルコール度数:5.0%
内容量:330ml(瓶)
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