若竹 鬼ころし 純米吟醸

わかたけ おにころし じゅんまいぎんじょう

2026.10.16

フルーティーな香りとキレの良さが調和する一本

『若竹 鬼ころし 純米吟醸』は、静岡県島田市の大村屋酒造場が醸す純米吟醸酒です。静岡県産米を中心に使用し、吟醸らしい爽やかな香りと、純米酒ならではの米の旨味をバランスよく引き出しています。口当たりはやわらかく、すっきりとした飲み口が特徴で、後味には軽快なキレが感じられます。

「鬼ころし」の名から力強い酒質を連想させますが、実際には荒々しさだけではなく、上品な香味と飲みやすさを兼ね備えています。冷酒ではフルーティーな香りと透明感のある味わいが際立ち、ぬる燗では米のふくよかな旨味がより豊かに感じられます。

刺身や寿司などの魚介料理はもちろん、焼き鳥、天ぷら、煮物など幅広い和食との相性が良く、食中酒としても楽しめる一本です。吟醸香、旨味、キレの調和が取れた、静岡らしい端正な味わいの日本酒として親しまれています。

■飲み方あれこれ!!

花冷え(10℃):

吟醸酒らしいフルーティーな香りが最も引き立ち、すっきりとした口当たりと透明感のある味わいを楽しめます。後味のキレも良く、上品な旨味が心地よく広がります。

涼冷え(15℃):

香りと旨味のバランスが良く、やわらかな飲み口が感じられます。冷やしすぎないことで米のふくらみも楽しめ、食中酒としての魅力が高まります。

ぬる燗(40℃):

米の旨味や甘みがより豊かになり、まろやかな味わいへと変化します。穏やかな香りと優しい口当たりが広がり、落ち着いた飲み心地を楽しめます。

おすすめのマリアージュ

●刺身(マグロ・真鯛):

魚の繊細な旨味と日本酒の上品な吟醸香が調和し、すっきりとした後味が素材の持ち味を引き立てます。

●寿司:

シャリの酸味と米由来の旨味が自然になじみ、ネタの風味を邪魔せず爽やかな余韻を楽しめます。

●天ぷら:

衣の香ばしさと軽やかな油のコクを、酒のキレの良さがすっきりとまとめ、軽快な味わいになります。

●ぶりの照り焼き:

甘辛い味付けに負けない米の旨味が感じられ、後味のキレが全体を引き締めます。

▶「株式会社大村屋酒造場」のこと

「株式会社大村屋酒造場」は、静岡県島田市で天保3年(1832年)に創業した老舗酒蔵です。東海道五十三次の宿場町として栄えた島田宿の中心に蔵を構え、旅人たちを慰める酒として誕生しました。その後190年以上にわたり地域に根差した酒造りを続け、現在では島田市で唯一の清酒蔵として親しまれています。大井川の豊かな伏流水に恵まれた環境の中で、伝統を守りながらも時代に合わせた挑戦を重ね、代表銘柄の「若竹」や「鬼ころし」、全国的に知られる「おんな泣かせ」などを世に送り出してきました。

酒造りの特徴は、良質な食中酒を追求する姿勢にあります。原料処理を重視し、最新の精米機を導入して自家精米を行うことで、米の状態を細かく管理しています。また、麹造りでは少量ごとの麹箱を用い、手間を惜しまず五感を活かした丁寧な作業を実践しています。使用する静岡酵母は穏やかで上品な香りを生み出し、食事と調和する落ち着いた酒質を実現しています。さらに、醪(もろみ)をかき混ぜる「櫂入れ」を行わず、米粒を傷めないようにする独自の製法を採用し、雑味の少ない澄んだ味わいを目指しています。

地元の海や山の幸に寄り添う酒を理想とし、香りだけを競うのではなく、旨味とキレの調和した飲み飽きしない酒造りを続けていることが、「株式会社大村屋酒造場」の大きな魅力です。

Data

生産者:株式会社大村屋酒造場

住所:静岡県島田市本通1-1-8

創業:1832年(天保3年)

TEL:0547-37-3058

URL:https://oomuraya.jp/ (大村屋酒造場公式サイト・直接注文不可)

特定名称:純米吟醸酒

原料米&精米歩合:麹米・あいちのかおり(静岡)55%、掛け米 ・吟ぎんが(岩手)55%

アルコール度数:16%

酵母: 静岡NEW-5

日本酒度:+3.0

酸度:1.3

容量: 300ml(瓶)、720ml(瓶)、1800ml(瓶)

 

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