はまちどりのうた
2025.11.25
南国の風を感じるまろやかな口当たり
奄美大島酒造が手がける『浜千鳥乃詩』は、奄美群島でのみ製造が許される黒糖焼酎の中でも、特に品質と風味にこだわった逸品です。原材料には奄美産の上質な黒糖を100%使用し、米麹とともに常圧蒸留で仕上げられています。蒸留後は2年以上の熟成を経て、奄美で最も美味しいとされる「じょうごの水」で割り水されることで、自然なまろやかさと深みが引き出されています。
その味わいは、黒糖の甘みと香りがふんわりと広がり、ほんのりと穀物のニュアンスも感じられる奥行きのあるもの。アルコール度数は30度ながら、飲み口はやさしく、ロックや水割りでもその風味が損なわれることなく楽しめます。特にソーダ割りでは、紹興酒のような酸味とコクが際立ち、食中酒としても優れた存在感を放ちます。
また、ラベルには奄美の伝統工芸「大島紬」の竜郷柄があしらわれており、島の文化と情緒を感じさせるデザインも魅力のひとつです。昭和57年に竜郷町に新工場が完成した際、浜辺に舞う浜千鳥の姿にちなんで命名されたこの焼酎は、まさに奄美の風土と人々の心を映す一杯と言えるでしょう。
黒糖焼酎「浜千鳥乃詩」は、贈り物としても喜ばれる高級感と、日常の晩酌にも寄り添う親しみやすさを兼ね備えた、奄美の宝ともいえる焼酎です。
■飲み方あれこれ!!
ロック:
黒糖の香りが際立ち、まろやかな甘みとコクがダイレクトに楽しめる飲み方です。氷で冷やすことでキレが増し、食中酒としても心地よく味わえます。
ソーダ割り:
爽やかな炭酸が黒糖の甘みを引き立て、軽やかな飲み口に変化します。食欲をそそる香りとともに、暑い季節や脂っこい料理との相性も抜群です。
前割り:
あらかじめ水で割って寝かせることで、アルコールの角が取れ、よりまろやかで優しい口当たりになります。黒糖の風味がふんわりと広がり、穏やかな余韻が楽しめます。
▶「奄美大島酒造株式会社」のこと
「奄美大島酒造株式会社」は、昭和45年(1970年)に旧名瀬市で創業しました。創業当初は「末広商会」から製造免許を譲り受け、代表銘柄「神泉(しんせん)」を中心に焼酎造りを開始しました。その後、より良質な水を求めて、昭和57年に奄美大島の龍郷町へ工場を移転(※)。ここは「じょうご川」の湧水が得られる地(※2)であり、焼酎造りに最適な環境とされています。この移転を機に、代表銘柄も「浜千鳥」へと改められ、現在の「浜千鳥乃詩」や「じょうご」などの人気銘柄が誕生しました。
⇒奄美大島の龍郷町へ工場を移転(※)
〇「奄美大島酒造株式会社」の工場は、国道58号線沿いに巨大な一升瓶のモニュメントが並ぶユニークな外観で知られています。これは訪れる人々に強い印象を与えるランドマークとなっており、隣接する「浜千鳥館」には美術館、レストラン、土産物店が併設されています。団体バスツアーの立ち寄りスポットとしても人気で、焼酎造りの見学とともに奄美の文化を体験できる施設として親しまれています。
⇒「じょうご川」の湧水が得られる地(※2)
〇焼酎の仕込み水には、龍郷町の名水「じょうごの川」から地下120メートル掘り下げて汲み上げた水を使用しています。この水はミネラルバランスに優れ、焼酎のまろやかさと深い味わいを引き出す重要な要素となっています。
焼酎造りにおいて「奄美大島酒造」が特にこだわっているのは、地元奄美産の黒糖の使用(※3)です。平成18年以降、使用する黒糖はすべて奄美産に限定されており、地元農業との連携を大切にしながら、風味豊かで品質の安定した焼酎を生み出しています。また、平成2年には樫樽熟成の「高倉」を発売し、熟成による深いコクと香りを追求するなど、製法の多様化にも積極的です。
⇒地元奄美産の黒糖の使用(※3)
〇使用する黒糖はすべて奄美大島産のサトウキビから製糖されたものを使用。グループ会社の大型製糖工場で焼酎専用に製糖されており、キビの旨味と香りが凝縮された極上の黒糖が使われています。
製造技術面では、平成8年に減圧蒸留器を導入し、平成10年には減圧蒸留による「じょうご」を発売(※4)。これにより、従来の常圧蒸留による力強い味わいに加え、すっきりとした飲みやすさを持つ焼酎もラインナップに加わりました。さらに平成17年には第2工場を竣工し、生産能力を年間1万石にまで拡大。品質と供給体制の両面で進化を遂げています。
⇒減圧蒸留による「じょうご」を発売(※4)
〇代表銘柄「じょうご」や「浜千鳥乃詩」は、ベルギーのモンドセレクションで2008年から12年連続受賞という快挙を達成しています。さらに、国際味覚審査機構(iTQi)でも優秀味覚賞を受賞するなど、奄美の黒糖焼酎が世界的にも高く評価されていることを証明しています。
「奄美大島酒造」の焼酎は、黒糖の甘みと米麹の旨味が調和した、まろやかで奥深い味わいが特徴です。奄美群島でのみ製造が許される黒糖焼酎は、米麹を使用することで酒税法上の本格焼酎として認められており、他の地域では造ることができません。この特別な背景も、同社の焼酎に独自の価値を与えています。奄美の自然、文化、そして人々の想いが詰まった「奄美大島酒造」の焼酎は、まさに島の誇りともいえる存在です。
▶「奄美大島酒造株式会社」の歴史(年表)
1957年(昭和32年):
名瀬市永田町にて「末広商会」が創業し、焼酎製造を開始。これが後の「奄美大島酒造株式会社」の前身となる。
1970年(昭和45年):
「末広商会」より酒類製造免許を譲り受け、「奄美大島酒造株式会社」として法人設立。代表銘柄「神泉(しんせん)」の製造を開始する。
1982年(昭和57年):
より良質な水を求めて、工場を龍郷町浦に移転。これに伴い、代表銘柄を「浜千鳥」に変更し、現在の「浜千鳥乃詩」へとつながるブランドが確立される。
2005年(平成17年):
龍郷工場敷地内に新工場を竣工。生産体制の強化と品質管理の向上を図る。
2006年(平成18年):
グループ会社「竜郷観光産業株式会社」と合併。観光施設との連携を深め、地域に根ざした企業運営を推進する。
2008年(平成20年):
黒糖焼酎として初めて「モンドセレクション金賞」を受賞。品質の高さが国際的にも認められる。
2012年(平成24年):
黒糖焼酎として初めて「iTQi(国際味覚審査機構)」にて優秀味覚賞を受賞。味覚面でも高い評価を獲得する。
Data
生産者:奄美大島酒造株式会社
住所: 鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2
創業:1970年(昭和45年)
TEL:0997-62-3120(製品に関するお問い合わせ)
URL: http://www.jougo.co.jp(奄美大島酒造公式サイト)
URL:https://amami.shop-pro.jp (奄美大島酒造オンラインショップ)
原料:黒糖、タイ米(白)
蒸留方式:常圧蒸留
アルコール度数:30度
容量:900ml(瓶)、1800ml(紙パック、瓶)
【広告】楽天/日本酒通販
【広告】Amazon/日本酒通販
・ご指定以外の商品も表示されます。
・お酒は二十歳になってから。