ローデンバッハ キャラクテール ルージュ

Rodenbach Caractere Rouge

2025.09.06

ミシュランシェフ監修の贅沢すぎるフルーツビール

『ローデンバッハ キャラクテール ルージュ』は、ベルギー・西フランデレン州ルーセラーレにある老舗「ローデンバッハ醸造所」が手がける、極めて個性的なフルーツビールです。このビールは、伝統的なフランダース・レッドエールをベースに、チェリー、ラズベリー、クランベリーといった赤い果実を漬け込み、オーク樽で2年間熟成させた後、さらに6ヶ月間果実とともに追熟されるという、手間と時間を惜しまない製法で造られています。

その味わいは、まるで上質なブルゴーニュの赤ワインを思わせる(※)ような、複雑で芳醇な酸味と果実味のバランスが特徴です。開栓すると、イチゴジャムやチェリー、スミレ、赤スグリなどの香りが立ち上がり、口に含むと柔らかな酸味とともに、木樽由来の樹脂や革、タバコのようなニュアンスが広がります。アルコール度数は7.0%とやや高めで、750mlのボトルで提供されるため、特別な日の乾杯や食後酒としても最適です。

「ローデンバッハ キャラクテール ルージュ」は、2011年にベルギーのミシュラン二つ星シェフ、ヴィキ・グーネス氏とのコラボレーションによって開発され、2016年には「ワールド・ビア・アワード」で金賞を受賞するなど、世界的にも高く評価されています。その芸術的な味わいは、ビールの枠を超えた“飲む体験”を提供してくれる逸品です。ビール好きはもちろん、ワイン派の方にもぜひ一度味わっていただきたい、ベルギーが誇る革新的なクラフトビールです。

■上質なブルゴーニュの赤ワインを思わせる(※)

〇「ローデンバッハ キャラクテール ルージュ」は、世界的なビール評論家マイケル・ジャクソン氏によって「ベルギーのブルゴーニュ」と絶賛されました。これは、オーク樽での長期熟成によって生まれる複雑な酸味と芳香が、赤ワインのような深みを持つことから来ています。ビールがワインと肩を並べる存在として評価された、象徴的な出来事です。

■飲み方あれこれ!!

〇「ローデンバッハ キャラクテール ルージュ」は、まるで赤ワインのような気品と複雑さを持つフルーツビール。その魅力を最大限に引き出すための、おすすめの飲み方をご紹介します。

1. 飲み頃温度:8〜12℃:

冷やしすぎると果実の香りや酸味が閉じてしまうため、冷蔵庫から出して少し置いてから飲むのが理想的。ワインのように、香りを楽しむ温度帯です。

2. グラス選び:ワイングラスまたはテイスティンググラス:

香りをしっかり楽しむには、口がすぼまったグラスがおすすめ。ベリー系の香りやオーク樽のニュアンスが立ち上がり、視覚・嗅覚・味覚すべてで堪能できます。

3. ペアリング:デザートや熟成チーズと相性抜群:

・ダークチョコレートケーキ
・ベリー系のタルト
・ブリーやウォッシュタイプのチーズ
甘酸っぱい果実味と複雑な酸味が、濃厚な味わいの料理と絶妙にマッチします。

4. ゆっくり味わうスタイルで:

アルコール度数は7%とやや高め。750mlの大容量ボトルなので、数人でシェアしながら、時間をかけてじっくり楽しむのがおすすめです。まるでワインのように、時間とともに香りや味が変化していきます。

5. 特別なシーンにぴったり:

誕生日、記念日、食後のひとときなど、ちょっと贅沢な時間にふさわしい一本。ラベルも美しく、ギフトにも最適です。

 

▶ローデンバッハ醸造所のこと

「ローデンバッハ蒸溜所」は、ベルギー西フランデレン州ルセラーレに位置する、世界的に名高いレッドビールの醸造所です。その歴史は1821年、ローデンバッハ4兄弟によって設立されたことに始まります。彼らはドイツ・アンデルナッハにルーツを持ち、医師や政治家、文学者など多彩な分野で活躍した一族でした。創業当初から革新的な醸造技術を取り入れ、1870年にはイギリスからオーク樽による熟成技術を導入。これがローデンバッハのビールに「ブルゴーニュワインのような味わい」をもたらす礎となりました。

「ローデンバッハ蒸溜所」の最大の特徴は、フランダース・レッドエールと呼ばれるスタイルのビール造りです。主原料には赤大麦を使用し、麦芽・ホップ・水を基本に仕込みます。発酵後、巨大なオーク樽で長期熟成させることで、乳酸菌による爽やかな酸味、カラメルやタンニンの複雑なフレーバーが加わり、独特の甘酸っぱさと芳香が生まれます。この熟成工程は、ワイン造りにも似た繊細な管理が求められ、「ローデンバッハ蒸溜所」の職人技が光る部分です。

代表的な銘柄には「ローデンバッハ・クラシック」があり、これは3/4が新しいビール、1/4が2年間熟成させたビールをブレンドしたもの。ラズベリーのような甘酸っぱさと爽快な後味が特徴です。さらに「グランクリュ」は、熟成比率を高めた逸品で、より深い樽香とエステル香が感じられ、世界的なビール評論家マイケル・ジャクソン氏から「ベルギーのブルゴーニュ」と称賛されました。

また、「ローデンバッハ蒸溜所」は限定品や記念醸造にも力を入れており、「アレキサンダー」や「レッドトリプル」など、フルーツや高アルコールスタイルを取り入れたユニークなビールも展開しています。これらは食前酒やデザートとのペアリングにも適しており、ビールの枠を超えた味覚体験を提供しています。

「ローデンバッハ蒸溜所」は、伝統と革新を融合させたベルギービール文化の象徴とも言える存在です。そのビール造りは、単なる醸造技術を超え、芸術的とも言える深みと個性を持っています。ビール好きならずとも、一度は味わってみる価値のある逸品です。

▶「ローデンバッハ蒸溜所」の歴史(年表)

1714年:

フェルディナンド・ローデンバッハ誕生。後にオーストリア軍の軍医として活躍し、のちにベルギー・ルセラーレに定住。

1750年頃:

フェルディナンドが軍を離れ、ルセラーレで町医者として生活を始める。

1821年:

フェルディナンド・グリゴール、アレクサンダー、コンスタンティン、ペドロの4兄弟が小規模な地ビール醸造所に投資し、ローデンバッハ蒸溜所が誕生。

1831年:

ペドロと妻レジナ・ワウテルスが醸造所の経営を全面的に掌握。レジナは夫の不在時に醸造所を切り盛りする。

1870年:

ペドロの孫エージェーン・ローデンバッハがイギリスでポーターの醸造技術を学び、オーク樽による熟成技術を導入。これが現在のレッドエールの礎となる。

1878年:

エージェーンが醸造所の主となり、ビールのブレンド技術と熟成技術を確立。

1889年:

エージェーンが39歳で死去。後継者不在のため、会社組織として醸造所が再編される。

1998年:

ローデンバッハ蒸溜所がパーム醸造所グループ(Palm Breweries)に買収される。伝統的なレッドエールのスタイルは継承される。

Data

製造元:ローデンバッハ醸造所

スタイル:フランダース・レッドビール(上面発酵)

原料:麦芽、ホップ、ホップ、コーン、さくらんぼ、ラズベリー、クランベリー、糖類

アルコール度数:7.0%

内容量:750ml

 

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