峠35°

とうげ35ど

2025.12.27

香ばしさが際立つ力強いそばの旨み

そば焼酎『峠35°』は、そば特有の香ばしさと清らかな風味を最大限に引き出した、力強さと繊細さを併せ持つ本格焼酎です。原料のそばが持つ素朴でやさしい香りに、35度というやや高めのアルコール度数が加わることで、味わいに芯が生まれ、飲み口はすっきりとしながらも深い余韻を残します。そば焼酎は一般的に軽快で飲みやすいタイプが多い中、この焼酎は度数の高さによって香味が引き締まり、そばの香りがより立体的に感じられるのが特徴です。

口に含むと、まず広がるのはそば由来の香ばしさとほのかな甘み。その後、アルコール35度ならではのシャープなキレが続き、喉を通る瞬間には心地よい刺激とともに、清々しい余韻が長く残ります。ロックでは香りが引き締まり、そばの風味がより鮮明に感じられます。水割りにすると、香りがふわりと開き、軽やかで飲みやすい印象に変化します。ソーダ割りでは爽快感が際立ち、そばの香りが炭酸によって持ち上がり、食中酒としても非常に相性の良い一杯になります。

また、そば焼酎はクセが少なく、和食との相性が抜群です。天ぷらや蕎麦料理はもちろん、焼き魚や出汁を使った料理とも調和し、食材の味を邪魔せず寄り添うように引き立てます。「峠35°」は、そば焼酎の軽やかさに加えて、度数の高さがもたらすコクと存在感を併せ持つため、食事と合わせても、ゆったりと味わう晩酌にも適した一本といえます。そばの素朴な香りとアルコール35度の力強さが調和した、飲むほどに奥行きを感じる焼酎。それが「峠35°」の魅力です。

■飲み方あれこれ!!

ロック:

冷たさで香りが引き締まり、そば由来の香ばしさがくっきりと立ち上がります。35度の芯のある味わいが心地よく、氷が溶けるにつれてまろやかさが増し、味の変化をゆっくり楽しめます。

水割り:

水を加えることでそばの香りがふわりと広がり、軽やかで飲みやすい印象になります。度数が和らぐことで甘みが感じやすくなり、食事と合わせても疲れず、穏やかな余韻が続きます。

ソーダ割り:

炭酸がそばの香りを爽やかに持ち上げ、キレのある飲み口が際立ちます。35度の力強さがソーダによってバランスよく整い、すっきりとした清涼感が食中酒としても心地よい一杯になります。

▶「橘倉酒造」のこと

「橘倉酒造株式会社」は、元禄初期(1688年頃)に創業した、長野県佐久市に蔵を構える老舗の酒造会社である。300年以上の歴史を持ち(※)、信州佐久の寒冷な気候と清冽な水に恵まれた土地で、代々酒造りを続けてきた。「橘倉」という屋号は、先祖が平安時代の橘姓に由来すると伝えられ、“橘の酒倉”という意味を持つとされる。現当主は18代目にあたり、地域の歴史とともに歩んできた蔵元である。

⇒300年以上の歴史を持ち(※)

〇橘倉酒造には、享保5年(1720年)の酒株の受け渡し文書が残っており、当時すでに地域で確固たる酒造業者だったことがわかります。酒株は江戸時代の酒造免許に相当するもので、これが現存している蔵は非常に珍しく、歴史資料としても価値が高いものです。
蔵の敷地内には、300年以上の歴史資料を展示する「不重来館(ふじゅうらいかん)」が設けられています。
ここには
・ 江戸期の酒造道具
・ 古文書
・明治〜昭和の酒造り資料
などが保存され、蔵元が自ら歴史を後世に伝える姿勢が強く表れています。酒蔵が独自の資料館を持つ例はありますが、300年規模の資料を体系的に展示する蔵は非常に稀です。

佐久地域は、浅間山・八ヶ岳・蓼科連峰に囲まれ、千曲川が流れる標高700mの高原地帯で、冬は零下10度以下にもなる厳しい寒さが特徴である。この気候は酒造りに最適で、古くから良質な米と水に恵まれた酒どころとして知られてきた。「橘倉酒造」もこの土地の恩恵を受け、清冽な水と厳選した米を用い、伝統的な酒造りを守り続けている。

同社の酒造りの理念は、「酒は自然の賜物であり、工業製品ではない」という考えに基づいている。麹菌の糖化作用と酵母の発酵という微生物の働きを尊重し、自然と人の営みが調和する酒造りを大切にしている。米作り農家と協力し、原料の吟味と厳選を徹底し、杜氏や蔵人たちは純正で伝統的な製法を重んじながら酒を醸している。

焼酎造りにおいては、同社の代表銘柄として そば焼酎「峠」 が知られている。長野県はそば文化が深く根付く地域であり、その土地性を活かした焼酎造りが特徴である。そば焼酎は、そば特有の香ばしさと軽やかな飲み口が魅力で、寒冷地の清らかな水によって雑味の少ないすっきりとした味わいに仕上がる。日本酒造りで培った麹管理や発酵技術が焼酎にも応用され、繊細で透明感のある香味が生まれている。

また、「橘倉酒造」は歴史資料室「不重来館」を設け、300年以上の歴史や地域文化を紹介している。酒造りだけでなく、地域の文化発信にも積極的で、佐久の酒文化を次世代へ伝える役割も担っている。

総じて、「橘倉酒造」は、信州佐久の自然と歴史に根ざし、伝統を守りながらも地域性を活かした焼酎造りを続ける蔵元である。そば焼酎を中心に、土地の風土と職人の技が調和した味わいを生み出し、長い歴史の中で育まれた文化と精神を今に伝えている。

▶「橘倉酒造」の歴史(年表)

1688~1703年(元禄時代):

村内に酒屋を営んでいた記録が残っており、この頃に創業したとされている。信州佐久の地で酒造りを始め、300年以上続く蔵の歴史がここから始まった。

1720年(享保5年):

酒株の受け渡しを行ったという古文書が残っており、当時すでに地域の酒造業として確かな地位を築いていたことがうかがえる。

1919年(大正8年):

合名会社へ改組され、近代的な企業形態としての基盤を整える。酒造業の発展とともに組織としての体制を強化した時期である。

1999年(平成11年)7月:

株式会社へ改組。現代の市場環境に対応するための経営体制を整え、酒造会社として新たな段階へ進んだ。

2000年代以降(平成〜令和):

資料室「不重来館」を整備し、300年以上の歴史資料を公開。地域文化と酒造史を伝える活動を積極的に行い、蔵の歴史的価値を広く発信している。

Data

生産者:橘倉酒造株式会社

住所: 長野県佐久市臼田653-2

創業:1688~1703年(元禄時代)

TEL:0267-82-2006

URLhttps://kitsukura.co.jp/ (橘倉酒造公式サイト:直接注文可)

原料:そば、米麹(黄)

蒸留方式:常圧蒸留

アルコール度数:35度

容量: 720ml(瓶・甕貯蔵)

 

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