Beefeater Gin 40%
2026.01.28
9種のボタニカルが織りなす香りの調和
『ビーフィータージン40度』は、ロンドン・ドライ・ジンの王道を体現する一本として世界中で愛され続けているクラシックなジンである。19世紀に「ジェームス・バロー株式会社」が築いた伝統的な製法を受け継ぎ、現在もロンドン市内のケニントンにあるビーフィーター蒸留所で造られている点は、現代のジンブランドの中でも特に希少な存在だ。ロンドンという土地の歴史、気候、文化を背景に、ジュニパーを中心とした骨格のある味わいを守り続けている。
「ビーフィータージン40度」の最大の特徴は、9種類のボタニカルを24時間かけて浸漬する“ワンデイ・スティーピング”製法にある。ジュニパーベリーの凛とした香りを軸に、レモンやセビルオレンジのピールが爽やかな柑橘のトップノートを与え、アンジェリカルートやオリスルートが奥行きとドライな余韻を支える。銅製ポットスチルによる蒸留は雑味を取り除き、クリアで引き締まった味わいを生み出す。40度という度数は、ビーフィーターらしい力強さを保ちながらも飲みやすく、カクテルのベースとしても扱いやすい絶妙なバランスに仕上がっている。
その味わいは、ジントニックにすればジュニパーの芯が際立ち、柑橘の香りが軽やかに広がる。マティーニではクラシックなドライ感が冴え、ネグローニではビターと甘味の調和を引き締める役割を果たす。どんなカクテルでも“ロンドン・ドライの基準”としての存在感を失わないのが、このジンの魅力である。
「ビーフィータージン40度」は、伝統と技術、そしてロンドンの精神を一瓶に凝縮した、まさに“正統派ロンドン・ドライ・ジン”の象徴と言える。飲み手に安心感とクラシックな美しさを提供し続ける、普遍的な価値を持つ一本である。
■飲み方あれこれ!!
ジントニック:
氷をたっぷり入れたグラスにビーフィーターを注ぎ、冷えたトニックウォーターを静かに加える。軽くステアし、ライムを絞って香りを添えるだけで、ジンの爽快感が際立つ一杯になる。
ジンソーダ:
グラスに氷を入れ、ビーフィーターを注いだら強炭酸のソーダを加える。ジュニパーの香りがよりクリアに立ち上がり、食事にも合わせやすい軽快な味わいに仕上がる。
ジンバック:
氷を入れたグラスにビーフィーターとレモンジュースを注ぎ、ジンジャーエールで満たす。レモンの酸味とジンジャーのスパイス感がジンのボタニカルと調和し、飲みやすく爽やかなカクテルになる。
■その他のラインナップ
▶「ビーフィーター蒸留所」のこと
「ビーフィーター蒸留所」は、ロンドン・ドライ・ジンの象徴として世界的に知られる名門であり、その歴史は19世紀半ばにまで遡る。創業者ジェームズ・バロウは1820年代から薬剤師として蒸留技術を磨き、1863年にロンドン南部ケニントンへ蒸留所を移転したことで、現在の「ビーフィーター蒸留所」の基盤が築かれた。ヴィクトリア朝時代のロンドンではジン文化が成熟しつつあり、バロウは高品質なスピリッツを求める市場に応えるべく、厳選したボタニカルと高度な蒸留技術を組み合わせたジン造りを確立した。ブランド名の“Beefeater”は、ロンドン塔を守る近衛兵に由来し、英国の伝統と威厳を象徴する存在として世界に広まっていく。
「ビーフィーター蒸留所」の最大の特徴は、ロンドン・ドライ・ジンの伝統を守り続ける製法にある。現在でも創業期からほとんど変わらないレシピを用い、9種類のボタニカルを24時間スピリッツに浸漬させる“スティーピング”を行う。この工程により、ジュニパーベリーを中心とした香味成分が深く抽出され、クリアでありながら複層的なアロマが生まれる。ボタニカルには、イタリア産ジュニパー、スペイン産レモンピール、モロッコ産コリアンダーシードなど、産地にこだわった素材が使われ、世界中から選び抜かれた原料がロンドンで一つに融合する点も特徴的だ。
蒸留には銅製ポットスチルが用いられ、蒸留後のスピリッツは極めてクリーンで雑味が少ない。ロンドン・ドライの規格に従い、蒸留後に人工香料や甘味料を加えないため、素材の純粋な香りがそのままボトルに閉じ込められる。結果として、ジュニパーの凛とした香り、柑橘の爽やかさ、スパイスの温かみがバランスよく調和した、クラシックかつタイムレスな味わいが生まれる。
また、「ビーフィーター蒸留所」はロンドン市内で操業を続ける数少ない蒸留所であり、都市の歴史と共に歩んできた点も特筆すべきだ。近年は観光施設としての役割も担い、伝統的な製法を公開しながら、英国ジン文化の継承者としての存在感を保ち続けている。伝統を守りながらも品質向上を追求する姿勢は、150年以上にわたり世界中のバーテンダーと愛好家から信頼を集めてきた理由と言える。
▶「ビーフィーター蒸留所」の歴史(年表)
1820年代:
創業者ジェームズ・バロウが薬剤師として蒸留技術を磨き、後のビーフィーター・ジンの基礎となる知識と製法を築き始めた。
1863年:
バロウがロンドン南部ケニントンに蒸留所を移し、「ビーフィーター蒸留所」の歴史が本格的に始まった。
1876年:
ブランド名“Beefeater”が正式に採用され、ロンドン塔の近衛兵を象徴とする英国的アイデンティティが確立した。
1895年:
バロウ家の後継者が設備を拡張し、品質向上と生産量増加を進め、国内外での評価が高まった。
1900年代初頭:
輸出が本格化し、ビーフィーターは英国を代表するロンドン・ドライ・ジンとして国際市場で存在感を強めた。
1958年:
ケニントンの現在地に近代的な蒸留設備が整備され、品質管理と生産効率が大幅に向上した。
1987年:
ブランドが国際企業に買収され、世界規模でのマーケティング展開が加速し、ロンドン・ドライ・ジンの象徴としての地位がさらに強固になった。
2008年:
蒸留所が観光施設としての機能を拡充し、見学ツアーを通じて伝統的なジン造りを公開する取り組みが始まった。
2013年:
創業150周年を迎え、伝統製法を守りながらブランド価値を再構築する記念プロジェクトが展開された。
Data
生産者:ビーフィーター蒸留所(ジェームス・バロー株式会社:ペルノ・リカール社)
生産地: イギリスロンドン市ケニントン地区
創業:1820年(蒸留所)/1876年(ブランド)
URL: https://www.pernod-ricard-japan.com/ (ペルノ・リカール公式サイト)
原料:小麦主体のグレーンスピリッツ、9種類のボタニカル(ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、オリスルート、アーモンド、リコリス、レモンピール、セビルオレンジピール)
蒸留方式: 単式蒸留器(銅製ポットスチル)
アルコール度数: 40度
容量:700ml(瓶)
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