Yo-Ho brewing Yona Yona Ale
2025.07.10

クラフトビール初心者にもおすすめの一杯
『ヤッホーブルーイング よなよなエール』は、長野県のクラフトビールーカー「ヤッホーブルーイング」が手がける、香り高いアメリカンペールエールです。特徴は、華やかに立ち上がるホップの香りと、モルトのまろやかなコクの絶妙なバランス。飲み口は爽やかで軽快ながら、後味にしっかりとした旨味が残り、何度でも飲みたくなる中毒性のある味わいが魅力です。
名前の由来である「夜な夜な飲みたくなるビール」というコンセプト通り、日常のちょっとしたご褒美や、リラックスタイムにぴったり。缶デザインもユニークで、クラフトビール初心者から愛好家まで幅広く親しまれています。
ヤッホーブルーイングの理念「ビールに味を。人生に遊びを。」を体現する代表作として、国内外で高い評価を得ており、クラフトビール文化の入り口としても人気の高い一本です。
■飲み頃温度
〇「ヤッホーブルーイング よなよなエール」は、冷蔵庫から出して少し置いた“ぬるめ”の13℃がベスト。ホップの柑橘系アロマやモルトの甘みがより豊かに感じられ、香りと味わいのバランスが際立ちます。グラスに注いで、まずは香りを楽しむのがおすすめです。
■おすすめのマリアージュ(料理との相性)
「よなよなエール」のフルーティな香りと優しいコクは、以下のような料理と好相性です。
ローストチキンやグリル肉:
香ばしさと麦芽の甘みが絶妙にマッチ。
てりやきチキンや酢豚:
甘じょっぱい味付けがビールの風味を引き立てます。
チェダーチーズ:
濃厚な旨味とホップの香りが調和。
ハーブ料理(バジル・ローズマリーなど):
爽やかな香りがホップのアロマと共鳴
ちなみに、のり塩ポテトチップスとの組み合わせも意外と絶妙。塩気と麦芽の甘みがクセになります。
▶「(株)ヤッホーブルーイング」のこと
「(株)ヤッホーブルーイング」は、1996年に長野県軽井沢町で設立され、翌1997年にクラフトビールの製造を開始したブルワリーです。創業者は星野リゾート代表の星野佳路氏で、アメリカ留学中に出会ったエールビールの魅力に感銘を受け、日本にも個性的なビール文化を根付かせたいという思いから誕生しました。
当時の日本ではラガータイプのビールが主流で、味の画一性が課題とされていました。ヤッホーブルーイングは「ビールに味を!人生に幸せを!」というミッションを掲げ、ホップの香りやモルトのコクを活かしたエールビールを中心に展開。代表作「よなよなエール」は、柑橘系のホップアロマとまろやかなモルトのバランスが特徴で、クラフトビールの代名詞として広く知られるようになりました。
ビール造りにおいては、「ホップの使い方」「ビールのバランス」「クリーンさ」の3本柱を重視。苦味やエグみを抑え、飲み疲れしない味わいを追求しています。醸造工程では、麦芽の糖化からホップの煮沸、酵母による発酵、熟成、充填までを丁寧に管理。特に発酵にはエール酵母を使用し、20℃前後の温度で香り豊かなビールに仕上げています。
また、社内文化もユニークで、社員同士がニックネームで呼び合う「ニックネーム制」や、誰でも自由に試作できる「パイロットエリア」など、創造性を重視した環境が整っています。若手社員のアイデアも積極的に取り入れられ、新商品のレシピは社内コンペ形式で選ばれることもあるほどです。
ヤッホーブルーイングは、ネット通販やファンイベントを通じて消費者との距離を縮め、クラフトビール文化の普及に貢献。現在では「インドの青鬼」「水曜日のネコ」「僕ビール、君ビール。」など、個性豊かなラインアップを展開し、国内クラフトビール業界のリーダー的存在として注目されています。
▶「(株)ヤッホーブルーイング」の歴史(年表)
1996年:
株式会社ヤッホーブルーイング設立(長野県軽井沢町)
1997年:
クラフトビール製造開始。代表銘柄「よなよなエール」誕生
1998年:
「ジャパンカップ」ペール・ブラウン系エール部門で金賞受賞
1999年:
地ビールブームが終息し、業績が低迷
2000年:
発泡酒製造免許を取得
2002年:
有機農産物加工酒類製造業者として認定
2004年:
ネット通販に本格参入。楽天市場での販売強化(※)
2005年〜2007年:
売上が3年連続で30%以上増加。V字回復を遂げる
2007年:
「インドの青鬼」発売(IPAスタイル)
2013年:
「インドの青鬼」が定番商品化。コンビニでも販売開始
2014年:
キリンビールと業務・資本提携を締結
2017年:
銀河高原ビールを買収し、事業拡大
2023年:
北海道・エスコンフィールドに「そらとしば by よなよなエール」開業
■倒産寸前から「楽天市場での販売強化」(※)でV字回復の大逆転劇」
〇「ヤッホーブルーイング」が倒産寸前から楽天市場でV字回復を遂げたエピソードは、まさに“クラフトビール界の奇跡”とも言える物語です。
1997年の創業当初は地ビールブームに乗って好調でしたが、2000年代に入りブームが急速に終息。売上は激減し、社員の士気も低下。創業以来赤字が続き、倒産寸前の状況に陥ります。
「ヤッホーブルーイング」は楽天市場が開設された1997年に「よなよなの里 楽天市場店」を出店していましたが、当初は開店休業状態。しかし、社長の井手直行氏が楽天創業者・三木谷浩史氏からの直筆の手紙を見つけ、「一緒にインターネットで世界を目指しましょう」という言葉に心を動かされます。
2004年、井手氏は営業を他の社員に任せ、自らネット通販に専念。楽天大学でECの基礎を学び、商品説明やメルマガに“熱い想い”を込めたコンテンツを発信。その結果、2005年には創業以来初の黒字化を達成します。
その後も楽天市場での販売は好調を維持し、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を10年連続で受賞。ネット通販が「ヤッホーブルーイング」の事業拡大の原動力となり、クラフトビール業界のリーダーへと成長しました。この逆転劇は、単なる販路拡大ではなく「Shopping is Entertainment!」という楽天の理念を体現し、ファンとの絆を深めるきっかけにもなりました。
Data
製造元:(株)ヤッホーブルーイング
住所: 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
TEL:0120-284-747(フリーダイヤル)
スタイル:アメリカン・ペールエール
原料: 麦芽、ホップ
アルコール度数:5.5%
内容量:350ml
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