Coedo Beer Shikkoku
2025.07.21

COEDOが描く和モダンの黒
『COEDOビール 漆黒ーShikkokuー』は、芳ばしい焙煎香とまろやかなコクが特徴のジャパニーズクラフト黒ビールです。ローストモルトを贅沢に使用しながらも重すぎず、口当たりは驚くほど滑らか。深煎りの麦芽が生み出す香りとほのかな甘みが調和し、余韻には繊細な苦味が優しく残ります。見た目は重厚でも、味わいはどこか軽やかで、食事と合わせても主張しすぎず上品に寄り添うのが魅力です。和食との相性も良く、醤油や味噌を使った料理とも絶妙にマッチします。
「漆黒」という名前が示すように、その深い色合いはビールの世界における静謐な美しさを表現。COEDOの哲学“Beer Beautiful”を体現した一本であり、伝統と革新が融合した味わいが、クラフトビールの奥深さを教えてくれます。黒ビールの概念を優しく覆し、誰もが楽しめるスタイルに仕上げた逸品です。
■飲み頃温度
〇飲み頃の温度は7〜12℃くらいで。「漆黒」はブラックラガー(シュバルツ)スタイル。冷やしすぎると香りが閉じてしまうため、冷蔵庫から出して少し置くのがベスト。温度が上がるにつれて、カラメルモルトやブラックモルトの甘みと香ばしさが開いてきます。小ぶりのグラスに2度注ぎすると、温度変化による風味の違いを楽しめます。
おすすめのマリアージュ(料理との相性)
〇「COEDO 漆黒」の焙煎香とまろやかなコクを活かすペアリングを中心に、和洋の料理を織り交ぜてみました。
豚の角煮(黒酢仕立て):
甘辛いタレとビールのほろ苦さが絶妙に調和。脂の旨味を焙煎香が引き締めます。
牛肉の赤ワイン煮込み:
コクのあるソースと漆黒の深みが重なり、余韻が豊かに広がる。
炭火焼きのスペアリブ:
スモーキーな香りとローストモルトの香ばしさが共鳴。
黒ゴマ豆腐の田楽味噌添え:
香ばしさと甘みのバランスが、ビールの風味とぴったり。
ミモレットチーズ(熟成タイプ):
ナッティな旨味が漆黒のまろやかさと好相性。
ビターチョコレートのテリーヌ:
カカオの苦味とビールの焙煎香が融合し、食後酒としても楽しめる。
鶏もも肉の照り焼き:
甘辛いタレとビールのほろ苦さが絶妙にマッチ。
きのこのバターソテー:
土の香りとバターのコクが、漆黒の深みと好相性。
▶「株式会社協同商事コエドブルワリー」のこと
「株式会社協同商事コエドブルワリー」は、埼玉県川越市を拠点に、地域資源と職人技を融合させたクラフトビール造りで国内外に名を馳せるブルワリーです。その原点は1970年代、有機農業に取り組んでいた協同商事が、川越の土壌改良のために栽培されていた麦を活用できないかと考えたことにあります。1996年、規格外の川越産さつまいもを原料にした「サツマイモラガー」の醸造に成功し、これが後の看板商品「紅赤-Beniaka-」へと発展しました。
1997年にはドイツから4代続くブラウマイスター、クリスチャン・ミッターバウアー氏を招き、5年間にわたり本場の醸造技術を学ぶことで、品質と職人気質を磨き上げました。2006年には「Beer
Beautiful」をコンセプトに、クラフトビールブランド「COEDO」を創設。観光土産としての地ビールから脱却し、世界に通用するジャパニーズクラフトビールとしての道を歩み始めました。
ビール造りの特徴としては、まず原料へのこだわりが挙げられます。川越の農産物を活かした副原料の使用や、自社敷地での麦の有機栽培など、地域循環型の取り組みを積極的に展開。醸造所では敷地内の井戸水を使用し、排水は浄化して自然に還すなど、環境への配慮も徹底しています。また、醸造過程で出る麦芽粕や酵母は飼料として再利用され、持続可能なビール造りを実現しています。
製品ラインナップは、日本の伝統色にちなんだ「瑠璃」「伽羅」「漆黒」「白」「紅赤」「毬花」の6種が中心。それぞれ異なるスタイルと味わいを持ち、色・香り・口当たりに至るまで緻密に設計されています。たとえば「漆黒」はブラックラガーで、2種のブラックモルトを含む6種の麦芽を使用した長期熟成型のビールです。
現在では世界28カ国以上に輸出され、国際的な品評会でも多数の受賞歴を誇るCOEDO。クラフトマンシップと地域愛を軸に、ビールの美しさと楽しみ方を提案し続ける存在です。まさに「畑からグラスへ」という理念を体現する、日本を代表するブルワリーのひとつと言えるでしょう。
▶「株式会社協同商事コエドブルワリー」の歴史(年表)
1975年:
生協の青果物産直事業を開始。
1982年:
株式会社協同商事を設立。
1994年:
酒類輸入販売免許を取得。
1996年:
発泡酒製造免許を取得し、コエドブルワリーを開設。R&D・エンジニアリング部門も設立。
1997年:
ビール・発泡酒販売免許を取得。三芳工場を開設。ドイツのブラウマイスター、クリスチャン・ミッターバウアー氏を招き、5年間の技術指導を受ける。
2006年:
クラフトビールブランド「COEDO」創設。「Beer Beautiful」をコンセプトに掲げる。
2015年:
川越市に「COEDO Craft Beer 1000Labo」を開設。
2016年:
三芳工場を移転し、東松山市に新醸造所を開設。サステナブルな醸造体制を構築。
2020年:
COEDO BREWERY THE RESTAURANTおよびCOEDO KIOSKを開設。地域共創型の施設として展開。
2021年:
さいたま市に有機農産物専門店「ORGANIC&CO.」を開設。
2022年以降:
自家製麦の取り組みを開始。「畑からグラスへ」を掲げ、地域循環型のビール造りを推進中。Data
製造元:株式会社協同商事コエドブルワリー
住所:埼玉県入間郡三芳町上富385-10
創業:1996年
TEL:049-259-7735
URL:https://coedobrewery.com/ (直接注文可)
スタイル:ブラックラガー(シュバルツ)
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%
内容量:333ml(瓶、缶)
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