レミー・マルタン VSOP

Rémy Martin VSOP Fine Champagne Cognac

2026.02.17

熟成が生むまろやかで芳醇な余韻

『レミー・マルタン VSOP』は、フランス・コニャック地方の名門メゾン、レミー・マルタンが手がけるフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックの代表的な一本です。1724年創業の歴史あるこのメゾンは、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュという、コニャック地方でも特に評価の高い2つのクリュ(特級畑)から収穫されたブドウのみを使用し、厳選された原酒をブレンドしてこのVSOPを生み出しています。

「VSOP(Very Superior Old Pale)」の名が示す通り、最低でも4年以上熟成された原酒を使用していますが、レミー・マルタンでは平均して7年もの熟成を経たオー・ド・ヴィー(原酒)を使用しており、より深みのある味わいが特徴です。オーク樽での熟成により、バニラやトースト、ドライフルーツ、スパイスといった複雑で芳醇な香りが生まれ、口に含むとまろやかで豊かなコクが広がります。

その味わいは、アプリコットや熟したプラムのような果実味と、シナモンやナツメグのようなスパイス感が絶妙に調和し、長く続く余韻が印象的です。ストレートやロックはもちろん、ハイボールやカクテルのベースとしても優れており、幅広い楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。

「レミー・マルタン VSOP」は、伝統と革新が融合したブランデーであり、日常のひとときを特別な時間へと昇華させてくれる存在です。ブランデー初心者から愛好家まで、多くの人々に愛され続ける理由が、グラスの中に詰まっています。

■飲み方あれこれ!!

ストレート:

常温でそのままグラスに注ぎ、香りと味わいをじっくり楽しみます。テイスティンググラスやスニフターグラスを使うと、アロマがより豊かに感じられます。

ハイボール(ブランデーハイボール):

氷を入れたグラスにレミー・マルタン VSOPを30ml注ぎ、炭酸水を90mlほど加えて軽くステアします。レモンピールを添えると爽やかさがアップします。

サイドカー:

シェイカーにレミー・マルタン VSOP 30ml、コアントロー 15ml、レモンジュース 15mlを入れて氷とともにシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。グラスの縁に砂糖をまぶすと、より華やかな印象に仕上がります。

▶「レミー・マルタン蒸留所」のこと

「レミー・マルタン蒸留所」は、1724年にフランス・コニャック地方の中心地であるコニャック市にて創業された、歴史あるコニャック・メゾンです。創業者のレミー・マルタン氏は、当時すでにワイン農家として名を馳せており、ブドウ栽培と蒸留の技術を融合させて、独自のコニャック造りを始めました。その後、メゾンは数世代にわたって家族経営を続け、19世紀には国際的な評価を確立。現在は「レミー・コアントロー」グループの傘下にありながらも、伝統と革新を融合させたブランデー造りを守り続けています。

「レミー・マルタン蒸留所」の最大の特徴は、フィーヌ・シャンパーニュ・コニャックに特化している点です。これは、コニャック地方の中でも特に評価の高い「グランド・シャンパーニュ」と「プティット・シャンパーニュ」という2つのクリュ(特級畑)から収穫されたブドウのみを使用し、そのうちグランド・シャンパーニュ産が50%以上を占めることが条件とされています。これにより、長期熟成に耐える豊かな酸と骨格を持つ原酒が生まれ、深みのある味わいが実現されます。

蒸留の工程では、伝統的なシャラント式単式蒸留器(アランビック)を用い、ワインの澱(おり)を含んだまま二度蒸留する「オン・リース蒸留」を採用しています。これにより、より複雑で芳醇なアロマと、まろやかな口当たりを持つオー・ド・ヴィー(原酒)が得られます。さらに、熟成にはリムーザン産のオーク樽を使用し、長い年月をかけて香りと味わいを深めていきます。

また、ブレンドの技術にも定評があり、セラーマスター(マスターブレンダー)が数百種類に及ぶ原酒を巧みに組み合わせ、製品ごとの一貫した品質と個性を生み出しています。特に「VSOP」や「XO」などのラインは、熟成期間の長さだけでなく、香りのバランスや口当たりの滑らかさにおいても高い評価を受けています。

「レミー・マルタン蒸留所」は、300年近い歴史の中で培われた伝統と、革新的な技術や感性を融合させながら、世界中のブランデー愛好家に愛されるコニャックを造り続けています。その姿勢は、単なる酒造りを超え、芸術品を生み出すかのような情熱と誇りに満ちています。

▶「レミー・マルタン蒸留所」の歴史(年表)

1724年:

創業者レミー・マルタンが、フランス・コニャック地方でブランデー造りを始める。ワイン農家としての経験を活かし、蒸留業に進出したのが始まり。

1738年:

当時のフランス国王ルイ15世より、ブドウ畑の拡張を許可される。これは当時としては非常に稀な特権であり、品質の高さが王室に認められた証とされる。

19世紀後半:

家族経営のもとで事業を拡大。輸出が本格化し、レミー・マルタンの名がヨーロッパ各地に広まる。

1927年:

セラーマスターのアンドレ・ルノー(※)が「フィーヌ・シャンパーニュ・コニャック」というカテゴリーを確立。グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュのブドウのみを使用する哲学が明確になる。

⇒セラーマスターのアンドレ・ルノー(※)

〇レミー・マルタンでは、セラーマスター(マスターブレンダー)の役割が代々受け継がれていて、数十年にわたる経験と感性がブレンドに活かされている。現代のセラーマスターであるバティスト・ロワゾー氏は、2014年に当時34歳で就任し、メゾン史上最年少のセラーマスターとなった人物。伝統を守りながらも、現代的な感覚を取り入れたスタイルで注目されている。

1948年:

アンドレ・ルノーの娘と「コアントロー」家のジャン・レミー・コアントローが結婚し、両家の結びつきが強化される。

1965年:

ジャン・レミー・コアントローが社長に就任。ブランドの国際展開を加速させ、アジアやアメリカ市場への進出を果たす。

1981年:

「レミー・マルタン VSOP」が世界初のフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックとして公式に認定され、ブランドの代表作として世界的な人気を博す。

1990年以降:

革新的な製品開発とマーケティング戦略により、若年層や新興市場へのアプローチを強化。高級感とモダンさを兼ね備えたブランドイメージを確立。

1991年:

「レミー・マルタン蒸留所」は「コアントロー社」と合併し、「レミー・コアントロー」グループが誕生。グローバルな展開がさらに加速する。

現在:

伝統的な製法を守りながらも、持続可能なブドウ栽培や革新的なブレンド技術を取り入れ、世界中のブランデー愛好家に愛されるメゾンとして進化を続けている。

Data

生産者:レミー・マルタン蒸留所(レミー・コアントロー)

生産地: フランス・コニャック地方・コニャック市

創業:1724年

URLhttps://www.remymartin.com (レミー・マルタン蒸留所公式サイト)

原料:グランド・シャンパーニュおよびプティット・シャンパーニュ産のブドウ(主にユニ・ブラン種)

蒸留方式: シャラント式単式蒸留器(アランビック)による2回蒸留

アルコール度数: 40%

容量:700ml(瓶)

 

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