Hideji Beer Taiyo no Lager
2025.07.13

宮崎の太陽を閉じ込めた一杯
『ひでじビール太陽のラガー』は、南国・宮崎の気候と風土を反映した、明るく爽快な味わいが魅力のクラフトラガーです。柑橘系ホップがもたらす爽やかな香りと、軽やかな飲み口が特徴で、暑い季節にぴったりの一本。グラスに注げば、黄金色の液体が太陽のように輝き、一口飲めば、すっきりとした苦味と爽快な後味が広がります。
地元産の素材を生かし、自然との調和を意識した丁寧な醸造は、ひでじビールの哲学そのもの。休日のランチやアウトドア、夕暮れ時のひとときなど、さまざまなシーンで心地よく寄り添ってくれる存在です。
南国の陽光を詰め込んだような「太陽のラガー」は、ビールの楽しさと土地の恵みを同時に感じられる、ひでじのフラッグシップと言えるでしょう。
■飲み頃温度
〇「ひでじビール 太陽のラガー」の推奨飲用温度は 5℃前後。冷蔵庫でしっかり冷やして、グラスに注いだ瞬間の爽快感を楽しむのがベストです。暑い季節には特に、キリッと冷えた状態がこのラガーの魅力を最大限に引き出します。
■おすすめのマリアージュ(料理との相性)
〇このラガーは、爽やかな苦味と軽快な飲み口が特徴なので、油分や甘酢系の料理と相性抜群です。
チキン南蛮:
延岡市発祥の郷土料理。甘酢のこってり感をラガーの苦味がスッと流してくれます。
焼き餃子(酢+黒胡椒):
シャープなキレが脂を洗い流し、苦味が旨味を引き立てます。
フライドチキン:
スパイシーな衣と麦の風味が好相性。口内の油分をカットしてくれます。
ポテトサラダ(粒マスタード入り):
麦の甘味とマスタードの酸味が寄り添い、爽快な後味に。
「太陽のラガー」は、南国・宮崎の陽光を感じるビール。料理との組み合わせでも、その明るさと爽快感が際立ちます。
▶「宮崎ひでじビール株式会社」のこと
宮崎ひでじビール株式会社は、1996年に地ビール解禁の流れを受けて誕生した、九州・宮崎県延岡市のクラフトビールメーカーです。創業者・西田英次氏の名を冠した「ひでじビール」は、行縢山(むかばきやま)の麓に醸造所を構え、清冽な天然水と自然豊かな環境を活かしたビール造りを行ってきました。
地ビールブームの終焉後、品質向上のために醸造設備を一新し、酵母の自家培養技術を導入。これにより、安定した味わいと高い品質を実現しました。しかし、2010年には親会社から事業部廃止の通告を受け、存続の危機に直面。現代表・永野時彦氏がEBO(従業員による事業買収)(※)を決断し、地元の支援を受けて「宮崎ひでじビール株式会社」として再出発を果たしました。
ビール造りの特徴は、「Think Global, Brew Local(世界を視野に、地元で醸す)」の理念に基づき、地域との共生を重視したスタイル。宮崎県産の大麦を使った自家製麦芽や、地元の果物(金柑、日向夏、マンゴーなど)を副原料にしたフルーツビールなど、土地の恵みを活かした商品開発に力を入れています。さらに、九州では難しいとされていたホップ栽培にも挑戦し、地元農家と連携した「宮崎農援プロジェクト」を推進。循環型農業や廃棄物ゼロを目指す取り組みも展開しています。
代表作「太陽のラガー」は、南国・宮崎の陽光をイメージした爽快なジャーマンピルスナーで、2023年にはワールドビアカップで銀賞を受賞。地域に根ざしたクラフトビール造りを通じて、国内外で高い評価を得ています。
▶「宮崎ひでじビール株式会社」の歴史(年表)
1996年:
地ビール解禁を受けて創業。延岡市行縢山の麓に醸造所を設立。
1997年:
ボトリング設備導入、瓶での販売を開始。
1998年:
低温貯蔵タンクと貯蔵庫を増設。
1999年:
宮崎市に営業部を開設。
2001年:
第一次タンク増設。
2006年:
酵母の純粋自家培養技術を導入。
2009年:
直営店「延岡麦酒蔵Hideji和厨房」オープン。
2010年7月:
EBO(従業員による事業買収)(※)により「宮崎ひでじビール株式会社」設立。
2010年11月:
株式会社ニシダより製造・販売部門を正式に取得。
2012年:
直営店「延岡三蔵・県産酒Bar HIMUKA」オープン。
2014年:
台湾輸出開始、「穂倉金生」が首相官邸でお披露目。
2015年:
アメリカ輸出開始、ミラノ国際博覧会出展。
2016年:
新工場稼働、香港輸出開始、ホップ栽培に着手。
2017年:
宮崎産ホップの初収穫と初醸造を実現。
2018年:
「YAHAZU」完成、九州CRAFTブランド立ち上げ。
2022年:
「栗黒」がワールドビアカップ金賞受賞。
2023年:
「太陽のラガー」がワールドビアカップ銀賞受賞。
■EBO(従業員による事業買収)(※)
〇2010年、親会社から突然「ビール事業部廃止」の通告を受けた際、当時の統括責任者だった永野時彦氏が「自分たちだけでビール事業をやる!」と決断。資金も人脈もない中、地元銀行の支援を受けて従業員による買収(EBO)を実現し、「宮崎ひでじビール株式会社」として再出発しました。
再出発直後、宮崎県は口蹄疫、新燃岳の噴火、鶏インフルエンザなど災害が連続。観光業や農業が壊滅的な打撃を受ける中、「地域貢献する会社」としての理念を掲げ、地元農家や飲食店と連携して事業を継続しました。
Data
製造元:宮崎ひでじビール株式会社
住所:宮崎県延岡市むかばき町747-58
創業:1996年
TEL:0982-39-0090(通販可)
スタイル:ジャーマンピルスナー
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%
内容量:330ml
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