大吟醸酒 国士無双

だいぎんじょうしゅ こくしむそう

北海道産酒造好適米「彗星」を丁寧に醸した穏やかな香りと味わいの大吟醸

『大吟醸酒 国士無双』は、北海道産酒造好適米「彗星」(※)を40%まで磨き、長時間低温発酵により丁寧に造られた当銘柄の最上級酒。「国士無双」(※2)は、1975(昭和50)年発売の高砂酒造の代表銘柄で淡麗辛口、男性的でさわやかな味わいが魅力となっている。

発売以前、日本酒市場は甘口の全盛時代だったが、昭和40年代なかばから徐々に高品質な辛口を求める声が高まった。そんな日本酒ファンの要望に応え、意を決して世に送り出したのが「国士無双」だった。淡麗辛口で穏やかな香りと味わい、キレのよい飲み口が特徴。冷やで辛口が冴え、熱燗で香りを楽しむのがおススメ。

 

北海道産酒造好適米「彗星」(※)とは?

「彗星(空育酒170号)」は、1996(平成8)年に酒造好適米「初雫北海(278号)」と同じく酒造好適米「吟風(空育158号)」の交配により誕生した、北海道独自の酒造好適米。

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特徴としては、良質な酒米の条件であるタンパク値が低く、千粒重が重く収量が高い。どちらかというと、穏やかな香りと味わいになるため、淡麗辛口の日本酒に仕上がる傾向にある。

 

「国士無双」(※2)とは?

「国士」とは、天下で優れた人のことをいい、「無双」とはふたつとして並ぶ者がいないことをいう。約2200年前の中国において、「漢」の宰相・蕭何(しょうか)が、後に軍の指揮官として漢王朝の成立に大功をあげた韓信(かんしん)を評して、「諸将(しょしょう)は得やすきのみ、信の如きに至りては、国の士に双つと無きなり」と、漢の高祖・劉邦(りゅうほう)に推薦した際の言葉といわれる。

 

・高砂酒造のこと

創業は1899(明治32)年。小檜山酒造場という名前で、北海道の灘と称される旭川で酒造りを始めた。1926(大正15)年には全国酒類品評会で北海道で始めての金賞を受賞、名酒蔵として全国的に知られるようになった。

道内の自治体等の依頼を受け、各種の地産米を用いた酒造りを行うなど、北の酒どころを代表する地酒蔵として、新しい日本酒の開発にも熱心。もろみを長期低温発酵させることにより、キレのいい旨みたっぷりの日本酒が造られている。

 

Data

生産者:高砂酒造株式会社

住所:北海度旭川市宮下通17

創業:1899(明治32)年

TEL:0166-23-2251

URLhttp://www.takasagoshuzo.com/index.html (直接注文可)

特定名称:大吟醸酒

原料米&精米歩合:北海道産酒造好適米・彗星、麹米・掛米ともに40%

アルコール度数:15.0~16%

酵母:

日本酒度:+4

酸度:1.2

容量:720ml、1800ml

 

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