ベアード・ブルーイング わびさびジャパン ペールエール

Baird Brewery Wabi-Sabi Japan Pale Ale

2025.07.19

わびさびの美学が香る日本発ペールエール

『ベアード・ブルーイング わびさびジャパン ペールエール』は、日本の伝統美「わびさび」をテーマに据えた、個性豊かなクラフトビールです。ベアード・ブルーイングが静岡から届けるこの一杯は、無濾過による力強い飲み口と、繊細な香りが特徴。ホップの華やかさに加え、和柑橘を思わせる爽やかなフレーバーが広がり、静けさの中に複雑で奥深い味わいが息づいています。

西洋のペールエールスタイルに、日本ならではの感性と素材が溶け合い、飲む人に「静と動」「素朴さと洗練」の共存を感じさせる設計。一口ごとに“わびさび”の余韻が広がり、じっくりと味わいたくなるビールです。ベアードらしい職人技と独自の世界観が息づいた、文化とクラフトが融合する芸術的な一本と言えるでしょう。

■飲み頃温度

〇ペールエールらしいホップの香りと、わさび・緑茶の繊細な風味が特徴です。これらの香味を最大限に楽しむには8〜12℃前後が理想的。

■おすすめのマリアージュ(料理との相性)

寿司(特に白身魚)、刺身、冷奴:

寿司や刺身とのペアリングは、わさびと緑茶の副原料が生臭さを抑え、口の中をリセットしてくれるというレビューもあります。

天ぷら(塩で)、唐揚げ:

ホップの苦味と油のコクがバランスよく調和します。

白身魚のグリル、ハーブチキン:

ハーブ系ホップと料理の香草が共鳴し、爽やかな余韻を演出します。

フレッシュチーズ(モッツァレラ、カッテージ):

ビールの繊細な苦味とチーズのまろやかさが好相性。

 

▶「合資会社ベアード・ブルーイング」のこと

「合資会社ベアード・ブルーイング」は、2000年にブライアン・ベアード氏と妻さゆり氏によって静岡県沼津市に設立されたクラフトビール醸造所です。アメリカでクラフトビール文化に親しんだブライアン氏は、日本の繊細な食文化と職人精神に魅了され、地元の素材と伝統を活かしたビール造りを志しました。

創業当初は30Lのタンクから始まった極小規模のマイクロブルワリーでしたが、情熱と品質へのこだわりによって徐々に支持を集め、2014年には伊豆市修善寺に「ベアード・ブルワリーガーデン修善寺」を開設。自然豊かな敷地で農園型の醸造所を運営し、キャンプ場も併設するなど、ビールを楽しむ環境づくりにも力を入れています。

ベアードのビール造りの特徴は、素材の持ち味を最大限に引き出すことにあります。モルトやホップ、酵母はできる限り加工を控え、地下水を使用した無濾過・自然発泡の製法を採用。特にホップには強いこだわりがあり、煮沸の最終段階や熟成中に生ホップを投入する「ドライホッピング」によって、スパイシーでフルーティーな香りを際立たせています。また、定番12種類に加え、年間40種以上の季節限定ビールを醸造するなど、スタイルの多様性にも富んでいます。

ベアード・ブルーイングの哲学は「Celebrating Beer(ビールを祝福する)」という言葉に集約されます。人生のあらゆる瞬間に寄り添うビールを目指し、バランス・個性・複雑さの三要素を重視した設計がなされています。大量生産ではなく、目の届く規模で丁寧に造ることで、飲み手一人ひとりにクラフトビールの魅力を届けたいという想いが込められています。

このように、ベアード・ブルーイングは日本のクラフトビール文化を牽引する存在として、伝統と革新を融合させた独自のビール造りを続けています。飲む人の感性に訴える、奥深くも親しみやすい一杯を提供するその姿勢は、まさに“青い目のサムライ”と称されるブライアン氏の情熱の結晶です。

▶「合資会社ベアード・ブルーイング」の歴史(年表)

1997年:

ブライアン&さゆり夫妻が東京での仕事を辞め、アメリカでビール醸造を学ぶため渡米。

2000年:

静岡県沼津市にて「ベアード・ブルーイング・カンパニー」設立。

2001年:

日本で最も小さな醸造所として営業開始。ベアード・タップルーム沼津フィッシュマーケットで販売スタート。

2003年:

醸造設備を拡張。250Lの設備を導入し、ボトル販売も開始。

2006年:

新ブルワリーを開設。駿河ビールの中古設備(1000L)を導入。

2008年:

初の海外輸出(アメリカ)を開始。中目黒にタップルームをオープン。

2009年:

原宿にタップルームを開設。家族連れも歓迎する社交的な空間を提供。

2011年:

横浜馬車道にタップルームを開設。アメリカンBBQスタイルを導入。

2013年:

伊豆・修善寺に新醸造所の敷地を取得。地鎮祭を実施。

2014年:

「ベアード・ブルワリーガーデン修善寺」開設。農園型醸造所として自然との共生を目指す。

2020年代以降:

国内外にタップルームを展開し、年間40種以上の限定ビールを醸造。クラフトビール文化の牽引役として活躍中。

Data

製造元:合資会社ベアード・ブルーイング

住所:静岡県伊豆市大平1052-1

創業:2000年

TEL:0558-73-1199

URLhttps://bairdbeer.com/ja/(ベアード・ブルーイングオ公式サイト、通販可)

スタイル:ペールエール(上面発酵)

原料:麦芽、大麦、ホップ、糖類、本わさび、緑茶、酵母

アルコール度数:6.0%

内容量:330ml

 

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